1


726: ダム男@\(^o^)/ 2014/11/10(月) 02:41:03.43 ID:C0/tdcrB0.net
いつもROMってましたが、初めて書き込みます。
本当に恐くて、驚いたけど、少し感動したことがあったので、
長文野郎になりますが書き込ませて下さい。

727: ダム男@\(^o^)/ 2014/11/10(月) 02:42:31.04 ID:C0/tdcrB0.net
自分はダムカードなるものを集めていて、
今日は群馬県みなかみ市内のダムを見て、
その後で群馬県上野村にある上野ダムに行っていた。
地図を見れば分かるが、上野村は山中に孤立した村で、
上野ダムはさらにその山の中にあるダム。
カード配布場所の日帰り温泉に寄ったのが17時頃で、
それから小鹿野・秩父まで山道を抜けて横浜まで帰る予定だった。

自分の車にはナビ非装着でいつも地図持参なので、
今日も地図を見ながら山道に入って上野ダムまで行き、
来た道を途中まで戻って、国道299号に出る予定でいた。

728: ダム男@\(^o^)/ 2014/11/10(月) 02:44:40.02 ID:C0/tdcrB0.net
山の中で時刻も17時なので、周辺は真っ暗闇で、
灯りは自分の車のライトしかない状態で山道を戻った。
しかし、国道299号を目指して来た道を戻っているハズが、
来た道とは全然違う、見覚えのない道に来てしまった。
道が細くなり、すれ違いできない道幅の山道に入り込み、
「マイったな。完全に迷った。」と思って車を止めた。
しかし周囲を見ても真っ暗で目印になるものはなく、
小雨が降っている状態で、星から方向を探すこともできず、
地図のどこにいるかさえ分からない状態になってしまった。

仕方なく日帰り温泉のとこまで戻ろうと走り始めたら、
「←●●地区」(消えていて読めない)という小さい看板が見え、
集落に行けば道を聞けるだろうと思い、矢印の細い道に入ってみた。



スポンサーリンク
729: ダム男@\(^o^)/ 2014/11/10(月) 02:46:06.34 ID:C0/tdcrB0.net
すると前に1台の白い車がいたので、その後ろをついて走った。
自分が後ろについたらその白い車はだんだんと加速していき、
細い道を登っているのに60キロくらいで走り始めた。
その車が集落の人かも知れないのでついて走っていくと、
後ろにもう1台の車がミラー越しに見えた。
前後に2台いて、細い道を相当飛ばしていることを考えると、
両方とも地元の車で、集落に戻るところだろうと思った。

しかし、走っても走っても山道を登るばかりで集落が見えない。
時計を見ると既に18時半近くで、迷ってから1時間走っていて、
燃料計を見ると相当ガソリンも減っている。
前の白い車について登っていたので、戻ろうにも道も分からず、
仕方なく前の車について細い道を走り続けた。

730: ダム男@\(^o^)/ 2014/11/10(月) 02:47:48.45 ID:C0/tdcrB0.net
真っ暗の中で延々と同じ道を走っているような気がして、
何かイヤな感じがしたのでラジオをつけた。
ラジオからは、野田幹子の「太陽・神様・少年」が流れていて、
自分は昔この曲が好きだったので、少し気が安らいだ。
しかしラジオのパーソナリティが、
「今、TVCMでお馴染みの、太陽・神様・少年でした。」と。
今?もう30年近く前の曲のはず…と思っていると、
ラジオで「お相手は●●●●●でしたー。」と。
あえて伏字にしたが、この方は既に亡くなっている。
パニックになりながら「これは相当ヤバイ」と感じた。

731: ダム男@\(^o^)/ 2014/11/10(月) 02:50:21.68 ID:C0/tdcrB0.net
もう前の車とか集落とかじゃなく自力で戻ろうと思い、
周囲に案内標識がないか注意深く見ながら走っていると、
自分が進んでいる方向に「←御巣鷹山」という標識が見えた。
御巣鷹山は飛行機が墜落して500人以上が亡くなった山だ。
ラジオの曲のこと、亡くなっているパーソナリティの放送、
さらに大事故があった御巣鷹山に向かっていること。

直感的にこのまま走り続けてはいけないと思い、
路肩がある場所で車を停めて、後ろの車を行かせた。
このときに前の車と後ろの車のナンバーが見えたのだが、
2台のナンバーがそれぞれ【・・49】と【・・42】だった。

732: ダム男@\(^o^)/ 2014/11/10(月) 02:51:23.05 ID:C0/tdcrB0.net
末尾が49と42は、陸運局が欠番にしている番号のはず。
この2台は現実にここを走っていたのか、幻を見ているのか。
しかし、このまま山を登ってはいけないことだけは感じた。

遭難時の定石は山を登れと言うが、御巣鷹山方向に進む気になれない。
車を停めて夜明けを待つか、ガス欠と遭難覚悟で来た道を戻るか。

車から降りてみたが、自分の車の灯りがないと何も見えない。
当然ながら携帯は圏外。
ここまでのことを考えれば、変な世界に来てしまっているのだろう。

そうだ!困ったときの般若心経。
自分は仏教系高校卒なので、般若心経は覚えている。

733: ダム男@\(^o^)/ 2014/11/10(月) 02:53:33.16 ID:C0/tdcrB0.net
しかし、普段ならすっと出る「観自在菩薩…」が出てこない。
あり得ない。自分が般若心経を思い出せないなんて。
寝言で般若心経を唱えていたことがあるくらいなのに、
こんなこと絶対にあり得ない。

・ラジオの「太陽・神様・少年」の曲。
・既に亡くなっているパーソナリティの放送。
・あり得ないはずの車のナンバー。
・この自分が般若心経を唱えることができない。

明らかにおかしい。
変な世界に来ているならば、このままここで待ったとしても、
夜が明けないことは十分にあり得る。
どうなるか分からないが、来た道を戻ってみることにした。

735: ダム男@\(^o^)/ 2014/11/10(月) 03:48:59.05 ID:C0/tdcrB0.net
突然、自分の車のヘッドライトが照らしているところに、
バイクに乗ったオッサンが出てきた。
バイクは昔の赤いCB750。
しかもこのオッサンの顔は濃すぎて見覚えがある。
顔が郷ひろみよりも濃く、島田洋八よりも濃い。

自分は10年前に仕事で病んでしまい、職場で自殺未遂をした。
即刻病院送りになったが、自殺未遂をした後に、
明らかに幻影のこのオッサンを白昼夢的に見たことがある。

このオッサンがCB750に乗ったまま手招きをしている。
ついて行くか迷ったが、下りる方向に手招きをしていることと、
明らかに幻影なのだが、見たことがあるオッサンということと、
ここにいても夜が明けないのかもしれないのならば、
ここで登場したオッサンを神と信じよう。

オッサンのCB750に付いていくことにした。

736: ダム男@\(^o^)/ 2014/11/10(月) 03:52:36.60 ID:C0/tdcrB0.net
10分も走らないうちに、オッサンがバイクを止めた。
オッサンが指差した先には、さっきの日帰り温泉があった。
助かった。気が付くとオッサンの姿は無かった。

温泉から車で帰ろうとしていた人に道を聞き、
国道299号まで戻ることができた。

1時間も走った道を10分で戻った。
あり得ないナンバーの車について走っていた1時間が幻なのか、
10分で戻ったオッサンがワープ?を使ったのか分からないが、
とにかく戻って来ることができた。

737: ダム男@\(^o^)/ 2014/11/10(月) 03:57:54.63 ID:C0/tdcrB0.net
帰る前に厚木の実家に寄った。ウチのオカンは霊感がある。
オカンに事の次第を全部話すと、
「そのオッサンってこの人?」と言いながら古い写真を出した。
あの幻影のオッサンの写真をなぜオカンが…。
しかも、山の中で見た通り、赤いCB750に座って笑ってる。
自分の人生で2度も登場している幻影のオッサン。
写真の顔も、郷ひろみよりも、島田洋八よりも濃い。
かなり個性的な、好みが割れそうな色男とブサの紙一重的な顔。

自分は訳が分からなくなった。
パニックになって煙草を10本以上連続で吸った。

738: ダム男@\(^o^)/ 2014/11/10(月) 03:58:57.17 ID:C0/tdcrB0.net
気を落ち着かせてからオカンのところに戻った。
結論から言うと、郷ひろみよりも島田洋八よりも濃いオッサンは、
自分の死んだ実の父親だった。

父親は自分が1才の時にバイク事故で死んだと聞かされていた。
だから物心ついたときには既に父親がいなかったので、
ウチは父親がいないのが当然だとずっと思っていた。
以下、紛らわしいから「実の父親=郷」と書く。
そのうちにオカンが再婚して、郷のことも言えなくなった。
だから、今まで郷の写真を見たいと言ったこともないから、
これが40才にして初めて郷との遭遇だった。

しかし、位牌もなく、法事もやらないのは変だとは常々思っていた。
今しかないと思い、このことをオカンに言ってみた。

739: ダム男@\(^o^)/ 2014/11/10(月) 04:06:14.18 ID:C0/tdcrB0.net
郷も自分と同じで、早くに父を亡くしていた。
だから郷は母親に育てられていたが、結婚してわずか2年で郷が事故死。
郷母にしてみたら、やっと所帯を持ったと思ったら急逝してしまい、
郷母は精神的におかしくなったらしい。
郷母は葬儀のあとで郷の私物をすべて持ち出し、自分の家に持ち帰った。
位牌から遺品から何から何まで。
少しだけ残ったもののうちの1つが、この写真とのこと。

法事も郷母が「自分だけで執り行うから来るな」と言われ、
オカンと郷母は絶縁状態になった。
そしてその数年後、郷母も亡くなったとのこと。


何だかよく分からないけど、まだ気持ちの整理ができないけど、
とにかく自分は死んだ父親に助けられたのだと思う。

やっぱオヤジってすげぇ。オヤジありがとな!
でも、オレはそんなに濃くてクドイ顔じゃないけどな。



長文、駄文、失礼しました。

747: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/11/10(月) 10:27:39.77 ID:Ay52WsY00.net
>>739
ピーター・トレメインの『恋歌』みたいなヤな展開になるのかと思ったら、
一件落着で良かったよかった。
言い方悪いかもしらんけど、郷父、郷と続く>>739の男系早逝のループを
郷が断ち切ってくれたのかもしらんよ。

761: ダム男@\(^o^)/ 2014/11/10(月) 22:13:31.93 ID:xcQROstA0.net
>>747
確かに、既に郷や郷父が亡くなった年を超えてる。
こういう時のナビ表示は確かに気になる。どうなんだろ??

749: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/11/10(月) 10:43:16.26 ID:zu6jk9byG.net
>>739
おもしろかったよ。ありがとう
病んでいた時に親父さん(郷)が現れたのも不思議だね
737が濃い顔だったら、早くに身内?と思われただろうに
自分もノーナビ派、酷道好きだから身につまされるw

761: ダム男@\(^o^)/ 2014/11/10(月) 22:13:31.93 ID:xcQROstA0.net
>>749
ノーナビで酷道・険道はいつも不安と隣り合わせ。
薄暮の林道で現在地不明の状態に陥ってしまい、そのまま暗くなったため、
車内で朝まで待ったことがある。
朝までの時間がめちゃくちゃ長く感じた。

31: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/12/11(木) 21:16:15.96 ID:p9vs/2oY0.net
初めまして。某サイトでこちらを知り、訪問させて頂きました。
怪談慣れしている皆さんにとって、どの程度の怖さになるか分かりませんが、俺が中学生の頃、列車で会って仲良くなったご老人から聞いた話を書き込ませて頂きます。

ご老人の住む村は「マタギ集落」と呼んで良いぐらい、多くのマタギが住んでいます(今現在は、どうなってるか分かりませんが)。
山の事に精通し、大きな熊と相対するマタギは度胸も人並み以上なのですが、そんな彼等でも怖れる存在があって、それは「普通と違う熊」なのだそうです。。

普通と違う熊というのは三種類ほど居て、それぞれに名前があったと思いますが、「全身真っ黒な熊」「全身真っ白な熊」「通常のサイズより、ずっと大きな熊」なんだそうです。
信心深いマタギ衆の方々は、それらを山の神様の化身として畏れ崇めていて、山で出会っても絶対に撃ってはいけない、万が一仕留めてしまった場合は、マタギを辞めなければならないとの事です。

そう話した上で、お年寄りは自分の村で起きた話をしてくれました。

彼の村にはその昔、一郎さん(仮名)という方が居ました。村でも指折りの、かなり腕の立つマタギだったそうです。
ある日の事、一郎さんが仲間と共に山へ行くと、ちょうど良い所にツキノワグマが居ましたので、すかさず仕留めました。

喜び勇んで仕留めた熊に駆け寄った一郎さんですが、熊の胸元を見て、彼の顔色がサッと変わりました。
ツキノワグマなら胸元に必ずある筈の、白い模様が無かったのです。「そんな馬鹿な。必ずどこかに、白い毛がある筈だ」と必死に探す一郎さん。

しかし、ただの一本も白い毛は見つかりませんでした。結局彼は掟に従い、マタギを辞めました。
マタギを辞め、農業に精を出す事にした一郎さん。暫くは新しい仕事も順調で、何事もありませんでした。

32: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/12/11(木) 21:18:52.28 ID:p9vs/2oY0.net
ですが暫くすると、妙な事が起き始めました。一郎さんが夜、家に居ると何やら臭いがして息遣いも聞こえる。
元マタギの一郎さんは、すぐにそれが熊のものであると分かりました。しかし、家の中や周囲を探しても熊は居ない。

また、ある時は一郎さんの畑にだけ、熊の足跡が沢山残されていた事もありました。
別の日の夜、彼が夜道を歩いていると後ろに気配する。振り向くと、そこには仁王立ちになった熊が。胸元には白い模様が無い。あの熊だ…。

こんな事が続いて、一郎さんはすっかり人が変わってしまいました。恐怖を払拭する為かお酒の量も増え、酔うと延々、あの熊の話をする。
「アイツは俺を許してないんだ。俺はいつか、必ずアイツに殺される」

そしてとうとう、最悪の事が起きます。
ある日の夜、やはりお酒を飲んで酔っていた一郎さんは、何やら訳の分からない事を叫んだかと思うと外に飛び出し、そのまま居なくなってしまいました。

村の人達は手分けをして探しましたが、一郎さんは影も形もありません。
しかし数日ほどして、村のすぐ近くを流れる川で釣りをしていた子どもが、一郎さんの遺体を発見しました。

見つかった一郎さんは川岸の岩に腰掛けて、一見すると座ったまま眠っているんじゃないか、という状態で亡くなっていたそうです。
また岩の周囲には、熊の足跡と毛が、沢山残されていました。

余談ですが、一郎さんを発見した「釣りをしていた子ども」が、私に上記の話を聞かせてくれた、ご老人その人です。

俺自身は、本当に熊の幽霊が出たかどうかは分かりません。けれど一郎さんに付き纏う「熊の影」は、多くの村人も見ていたそうです。
そうなると、やはり山には人間の知識や常識が通用しない、何かがあるんじゃないか、と思えてきます。

35: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/12/12(金) 00:41:22.25 ID:t8qXyuy/0.net
>>31
ちょっと、まんが日本昔話のナレーションとイメージで脳内再生したくなった。

そう云えば、三毛別羆害事件が起こったのはもちょうど今頃だったな。

36: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/12/12(金) 00:45:21.91 ID:M9zSSN+m0.net
>>32
ミナグロのことだな

42: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/12/12(金) 07:51:35.53 ID:GZlqCcPa0.net
>>32
マタギやミナグロの話だったら、「邂逅の森」って小説に
詳しく出てくる。
このスレの住人に広く勧めたい

邂逅の森 (文春文庫)

43: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/12/12(金) 09:05:24.79 ID:H5InhoC2O.net
>>42
邂逅の森読んだことあるけど、ミナグロは忘れたわ。
長いし引き込まれるけど、滅入るところでは休憩取りながら読んだ記憶。
あと描写が密だけどねっとりしすぎないというか。
ちょっとオカルト入ってるよね。

45: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/12/12(金) 16:52:17.60 ID:T0W0s78Y0.net
>>42
『羆嵐』も『シャトゥーン』も『春マタギ』も読んだけど、
『邂逅の森』だけはまだ読んでない。

アッーなとこがあると聞いて、ちょっと構えてるのかもしれないw

51: 42@\(^o^)/ 2014/12/12(金) 22:43:24.33 ID:GZlqCcPa0.net
>>45
アッー!方面はなかったと思うが。

47: 31@\(^o^)/ 2014/12/12(金) 19:44:20.76 ID:QnSrPRfo0.net
>>31です。沢山のレス、ありがとうございます。

ミナグロ、と言うのですか。話を聞いた当時その言葉を聞いたかも知れませんが、何しろ12年程も前、中学生の頃に聞いた話ですから、忘れていたかも知れません。
本が出ていた事も知りませんでした。機会がありましたら、探してみようと思います。

そういえば当時、マタギの方々は射撃の名手が多いせいか、戦争中は多くが狙撃兵になり、勲章を貰った人も居たという話なんかも聞きました。
その他にもマタギの儀式?みたいな話も聞いた筈なんですが、先述した話が強烈過ぎて、ほとんど忘れてしまいました。思い出せると良いのですが…。

思い出した時はまた、書き込ませて頂こうと思っています。

143: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/01/07(水) 11:04:41.72 ID:AGmZi4d+0.net
婆ちゃんが娘時代の話

父親(俺の曽祖父)が、近所の衆とキノコ狩りに行った
車一台出して、荷台に乗り合って行くことが多かったらしい
キノコや山菜を採って弁当食べて又採って、おやつは帰ってから食って収穫物を分け合う。と言う日程

ひと段落して弁当使ったあと、一度車に戻ろうと言う話になった
車の荷台にはきのこや木の実の小山があった。
ちょうど籠をひっくり返したような山だったそうだ。
でも誰も車に戻ってなんてない。他の集団が入ってても、車を間違えるなんて考えられない
こりゃ今日はもう駄目だ。帰ろう
って話になって、家によらず鎮守の神主に相談に行った。
神主は山の神から村神への贈り物だろうといって神前に供えて祝詞を上げ、全員お払い。
全員で村の祠や地蔵に分配して供えた。翌日酒を一升、山神様にお礼として持って行った

後日きのこはお下がりとして鍋にして、集落全員で食ったそうだ

144: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/01/07(水) 12:06:15.29 ID:O7WimfX6O.net
>>143
ゴン狐が集団でやって来たんジャマイカ
ほのぼのする

148: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/01/09(金) 08:49:32.24 ID:UYMpPNQZO.net
>>143
いいはなしだな。

山の神「ほらよ」山の幸どっさり
村人「なにこれこわい」
神主「あー」
山の神「酒ウマー」
村の神「キノコウマー」
神主、村人「キノコウマー」

信心深い村人もそうだがデキる神主がいなかったら、めでたしめでたしになる話も只の怪異で終わるんだな。

149: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/01/09(金) 08:50:21.26 ID:DK7MaEVx0.net
>>143
「ああっ、俺が収穫したきのこがないっ」
「何言ってるんだ?」
「お前後から来るって行ってただろう。それで車の荷台に積んだんだよっ」
「はぁ?俺今来たとこだし。お前それあれじゃないか? 狸か狐に化かされたんじゃないか」
「!?」
「いい年して騙されるか?」

なんて会話があったりしてww

146: 本当にあった怖い名無し 2015/01/08(木) 01:58:37.01 ID:EG9Bam9hn
>>143
自分は一週間十日半月一ヶ月の一人旅なんかしてきたけど
山でと採った山菜は自分で調理できないから地元の人か観光客にあげてたけどね

145: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/01/07(水) 14:57:29.03 ID:AfWM5dtQ0.net
こういう日本はもう昔話の中にしかなくなっちゃうんかのう


スポンサーリンク