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1: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:05:59.68 ID:aQmL7foJ0.n
知っとる奴おるか?

2: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:06:23.12 ID:fIaz5Fu10.n
知らんからさっさと話してや

5: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:11:01.32 ID:aQmL7foJ0.n
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232: 名無しさん
先月のことです。Aと俺は山へ測量に入りました。

山の測量に行く時は、最低3人で行くようにしていたんですけど
行くハズだった奴がインフルエンザで倒れて、他に手の空いてる人も居なかったんで
しょうがなく2人で行くことになったわけです。
でもやっぱり不安だったんで、境界を案内してくれる地元のおっさんに
ついでに測量も手伝ってくれるように頼みました。
おっさんは賃金くれればOKという事で、俺たちは3人で山に入りました。

前日からの雪で山は真っ白でした。
でも、ポールがよく見えるので、測量は意外にサクサク進みました。

午前中一杯かかって尾根の所まで測ったところで、おっさんの携帯が鳴りました。
おっさんはしばらく話をしていましたが、通話を終えると、急に用事ができたので下りると言い出したのです。

おいおいって思ったんですけど、あとは小径に沿って土地の境界やから、そこを測っていけばイイからって言われて
小径沿いだったら大丈夫かもな、まぁしゃーないか
みたいなムードで、結局Aと俺の二人で続きをやることになりました。

ところがおっさんと別れてすぐ、急に空が曇ってきて天候が怪しくなってきました。
このまま雪になるとヤバイよな、なんて言いながら、Aと俺は早く済まそうと思ってペースを上げました。

233: 名無しさん
ところで、俺らの会社では山の測量するのに
ポケットコンパスって呼ばれている器具を使っています。
方位磁石の上に小さな望遠鏡が付いていて、
それを向けた方向の方位や高低角が判るようになっています。
軽くて丈夫で扱いが簡単なので、山の測量にはもってこいなんです。

俺はコンパスを水平に据え、ポールを持って立っているAの方に望遠鏡を向けて覗きました。
雪に覆われた地面と枝葉に雪をかかえた木立が見えますが、ポールもAの姿も見えません。
少し望遠鏡を動かすと、ロン毛の頭が見えたので、
次に、ポールを探して目盛りを読むためにピントを合わせました。

(あれ?)
ピントが合うと、俺はおかしなことに気付きました。
俺たちはヘルメットを被って測量をしていたのですが、
Aはなぜかメットを脱いでいて、後ろを向いています。
それにAの髪の毛は茶髪だったはずなのに、今見えているのは真っ黒な髪です。
(おかしいな)
望遠鏡から目を上げると、Aがメットを被り、こっちを向いて立っているのが見えました。
が、そのすぐ後ろの木立の隙間に人の姿が見えます。
もう一度望遠鏡を覗いて少し動かしてみました。

234: 名無しさん
女がいました。

立木に寄りかかるように後ろ向きで立っています。
白っぽい服を着ていて、黒い髪が肩を覆っていました。
(こんな雪山に・・・なんで女?)
俺はゾッとして望遠鏡から目を離しました。
「おーい!」
Aが俺の方に声を掛けてきました。
すると、それが合図だったかのように、女は斜面を下って木立の中に消えてしまいました。

「なにやってんスかー。はよして下さいよー。」
Aのその声で、俺はわれに返りました。

コンパスを読んで野帳に記入した後、俺は小走りでAのそばに行って尋ねました。
「今、お前の後ろに女立っとったぞ、気ぃついてたか?」
「またそんなこと言うて、止めてくださいよー。」
笑いながら、そんなことを言っていたAも、俺が真剣だとわかると
「・・・マジっすか?イヤ、全然わかりませんでしたわ。」
と、表情が強ばりました。

235: 名無しさん
Aと俺は、あらためて木立の方を探りましたが、木と雪が見えるばかりで女の姿はありません。
「登山してるヤツとちゃうんですか?」
「いや、そんな風には見えんかった・・」
そこで俺は気付きました。
あの女は、この雪山で一人で荷物も持たず、おまけに半袖の服を着ていたんです。
「それ、ほんまにヤバイじゃないっスか。気狂い女とか・・・」
Aはかなり怯えてました。
俺もビビってしまい、居ても立ってもいられない心持ちでした。

そんなことをしているうちに、周囲はだんだん暗くなって、とうとう雪が降ってきました。
「はよ終わらして山下ろ。こらヤバイわ。」
俺たちは慌てて測量作業を再開しました。

天候はドンドン悪化して、吹雪のようになってきました。
ポールを持って立っているAの姿も見にくいし
アッという間に降り積もる雪で、小径もわかりづらくなってきました。
携帯も圏外になっていました。
俺は焦ってきて、一刻も早く山を下りたい一心でコンパスを据え付けました。
レベルもろくに取らずに、Aの方に望遠鏡を向けようとしてそっちを見ました。

すると、さっきの女がAのすぐ後ろに立っていました。

236: 名無しさん
今度は前を向いているようですが、吹雪のせいで良く見えません。
Aは気付いていないのかじっと立っていました。
「おーい!」
俺が声をかけてもAは動こうとしません。
すると、女のほうが動くのが見えました。
慌てて望遠鏡をそっちに向けてビビリながら覗くと
女は目を閉じてAの後ろ髪を掴み、後ろから耳元に口を寄せていました。
何事か囁いているような感じです。
Aは逃げようともしないで、じっと俯いていました。
女は、そんなAに囁き続けています。

俺は恐ろしくなって、ガクガク震えながらその場に立ち尽くしていました。
やがて、女はAの側を離れ、雪の斜面を下り始めました。
すると、Aもその後を追うように立木の中へ入って行きます。

「おーい!A!何してるんや!戻れー!はよ戻ってこい!」
しかし、Aはそんな俺の声を無視して、吹雪の中、女の後を追いかけて行きました。
俺は、測量の道具を放り出して後を追いました。
Aはヨロヨロと木立の中を進んでいます。

「ヤバイって!マジで遭難するぞ!」
このままでは、自分もヤバイ。
本気でそう思いました。
逃げ出したいっていう気持ちが爆発しそうでした。
周囲は吹雪で真っ白です。

237: 名無しさん
それでも、何とかAに近づきました。

「A!A!しっかりせえ!死んでまうぞ!」
すると、Aがこっちを振り向きました。
Aは虚ろな目で、あらぬ方向を見ていました。
そして、全く意味のわからない言葉で叫びました。

「*******!***!」

口が見たこともないくらい思いっきり開いていました。
ホンキで下あごが胸に付くくらい。
舌が垂れ下がり、口の端が裂けて血が出ていました。
あれは、完全にアゴが外れていたと思います。
そんな格好で、今度は俺の方に向かってきました。

「・・・****!***!」

それが限界でした。
俺は、Aも測量の道具も、何もかも放り出して、無我夢中で山を下りました。
車の所まで戻ると、携帯の電波が届く所まで走って、会社と警察に電話しました。

238: 名無しさん
やがて、捜索隊が山に入り、俺は事情聴取されました。
最初は、あの女のことを、どう説明したらよいのか悩みましたが
結局見たままのことを話しました。
警察は淡々と調書を取っていました。
ただ、Aに女が何かを囁いていた、というところは繰り返し質問されました。

翌々日、遺体が一つ見つかりました。
白い夏服に黒髪。
俺が見た、あの女の特徴に一致していました。

俺は警察に呼ばれて、あの時の状況についてまた説明させられました。
その時に、警察の人から、その遺体についていろいろと聞かされました。
女の身元はすぐにわかったそうです。
去年の夏に、何十キロも離れた町で行方不明になっていた女の人でした。
ただ、なぜあんな山の中に居たのかはわからない、と言うことでした。
俺は、あの時のことはもう忘れたい、と思っていたので
そんなことはどうでもエエ、と思って聞いていました。

けれど、一つ気になることがありました。
女の遺体を調べたところ、両眼に酷い損傷があったそうです。
俺は、Aのヤツそんなことをしたのか、と思いましたが
どうも違ったみたいで、その傷は随分古いものだったようです。
「目はぜんぜん見えんかったはずや。」
警察の人はそう言いました。

239: 名無しさん
結局、Aの行方は、今でもわかっていません。
残された家族のことを考えると、Aには生きていて欲しい、とは思いますが、
あの時のことを思い出すと、正直なところ、もう俺はAに会いたくありません。

ただ、何となく嫌な予感がするので、先週、髪を切って坊主にしました。
続きは以下
http://syarecowa.moo.jp/25/639.htm

4: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:09:00.21 ID:/Y81O06mK.n
昔はオカルト系の話大好きで沢山見てたけどそんな話は知らんな~

8: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:12:45.21 ID:0SqfrYEz0.n
絶対創作だろって思うけど
どんどん話が繋がっていくのすき

9: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:13:32.16 ID:aQmL7foJ0.n
>>8
だよな

10: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:14:21.15 ID:Yqv3TDNN0.n
長すぎやろこれ
スレ落ちるわ

11: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:15:10.75 ID:aQmL7foJ0.n
>>10
すまんな
しかもこれ、関連作をいくつか読んでその仕掛けがわかる二重のトリックなんや

14: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:17:48.01 ID:Yqv3TDNN0.n
>>11
手が込んどるな
こういうの好きやで

12: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:17:03.43 ID:ecjj4ecb0.n
それはどうなのよ

切れ味よくパッと終わるやつが好きや

15: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:18:54.09 ID:aQmL7foJ0.n
>>12
なんかバス関係の意味不明な書き込みがあって、実は実際にその事故があったっぽいことが1年後の書き込みでわかったとかあったやん?
あんな感じのやつかな

13: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:17:39.04 ID:aQmL7foJ0.n
まぁ簡単に説明すると、読んだ人もその話の登場人物になってるみたいな落ちや

16: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:19:10.22 ID:rg89XzuZ0.n
後付けに後付け重ねて独自の体系になるオカルト特有の流れ
話が繋がってると信憑性が増すのではという心理が働いてるんやろうね

18: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:20:24.35 ID:aQmL7foJ0.n
>>16
それもあるんやけど、この話の場合は読んだ人も巻き込まれるってのも+ポイントやね

有名やと思ってたがさすがに古かったか

20: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:22:49.11 ID:3YLfSi290.n
前のやつ読めるか?

23: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:23:31.32 ID:aQmL7foJ0.n
>>20
青色になってるリンクあるで

21: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:23:08.62 ID:WNYEt8sT0.n
昔のオカ板は色々と凝った仕込みがあって面白かったな

22: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:23:17.28 ID:aQmL7foJ0.n
ヤマニシさんてのがこの一連の話の初出なんかな?
山の測量の話で、実は繋がってるのではってなるパターン
洒落怖 ヤマニシさん
http://syarecowa.moo.jp/13/451.htm


24: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:24:14.58 ID:85lL/0jzM.n
ワイ 速攻バリカンで坊主にするファインプレー

25: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:24:52.51 ID:Mty93YFBa.n
後ろ髪を短くする
目の潰れた女
これらの共通点がある話が点在してんだよな
最初こわかったわ

26: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:24:59.63 ID:ZbHpJ1rF0.n
つなげるのはええんやけど
この自己責任って話臭すぎへん?
測量の話自体はうまいんやから、元ネタにする話もっと選別すればよかったのに

30: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:28:21.36 ID:aQmL7foJ0.n
>>26
自己責任も、その前のヤマニシさんてのが元ネタなんや
「自己責任」
http://www.2monkeys.jp/archives/36900465.html


32: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:29:45.99 ID:wRqwgwCr0.n
これ読んだら呪いかかる系の奴やんけ死ね!

33: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:30:53.53 ID:Tk+PgJWn0.n
>>32
最後のコメント欄だけ読んで察したワイ、有能

39: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:35:43.51 ID:wRqwgwCr0.n
>>33
山の測量に二人で行く
相方が離れたところに立ち投稿者は望遠鏡で覗き高低差等を測量する
すると相方の後ろに女が立っているのが見える
相方は山の中に女と消えていった
投稿者は逃げ帰った
後日相方は目が抉れた死体で見つかる
例の女はこの話を聞いて殺された前の被害者
この話を聞いた次の人が被害者であり次の加害者になる呪いがかかる模様

35: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:31:51.99 ID:tAlV1ylM0.n
>>32
怪談なんて特筆されてなくても多かれ少なかれ呪いを内包してるもんやしへーきへーき

38: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:33:19.13 ID:aQmL7foJ0.n
>>32
せやからそう書いたやんけ
この話でいってるのは、自己責任を読むと呪いが発動するがそのままなら害はない
その状態でヤマニシさんの話みたいに、とある山に行ってしまうと大変な目にあう
そういう構造がおぼろながらに見えてくるってオムニバスや

34: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:31:33.32 ID:ecjj4ecb0.n
関係ないけど「リアル」の最後の下りさえ
よければ本当に傑作だったのに
リアル
http://2ch-kowai.seesaa.net/article/196658712.html

44: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:41:12.62 ID:WNYEt8sT0.n
昨日この話ネタにした動画をYouTubeで見たところやったんよな
エラいタイミングエエわ

45: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:41:46.59 ID:rg89XzuZ0.n
こういう内輪の設定合戦てマジで気持ち悪いけどね
でも怪談てそういうもんか

47: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:44:51.88 ID:WuuT5WqT0.n
山の話なら他人のビバークに装備不足の奴が乗っ取りにくる奴が怖い

48: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:46:50.91 ID:MRG5AkYza.n
>>47
リンクくれ

52: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:53:00.81 ID:WuuT5WqT0.n
>>48
めんどくせ
概要はこれで登山をやめたって人の話やけど
突然荒れてきたからビバークしたら、軽装のおっさんがたすけちくり~とテントに潜り込んできた
たまたま食い物やら装備やら余裕があったから助けてやれたけど、余裕なかったら間違いなくおっさんぶっ殺してたという、山を舐めるなという話

50: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 06:48:10.30 ID:/Y81O06mK.n
読んだけどなんか既視感あるわ
顎が外れて舌が伸びて意味不明な言葉を叫ぶってところね

57: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 07:06:21.82 ID:f+K+HFSd0.n
案内者のおっさんは携帯繋がるけど報告者の携帯は繋がらん

56: 名無しさん 投稿日:2016/01/12(火) 07:05:14.07 ID:f+K+HFSd0.n
読んだらみんな坊主にする話

引用元:http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1452546359/