マッターホルン

71: 名無しさん 2016/09/19(月) 22:17:28.42 ID:4ewMTYi70.net
マッターホルンの悲劇の真相が後味悪かった

1865年
ある登山家が前人未踏の山マッターホルンへの初登頂を果たした
登山家はガイド含む仲間5人と共に登っていたが、頂上間近になるといてもたってもいられなくなったのか、仲間たちと繋がっている命綱を外し、我先にと登頂した

その帰りの下山の最中に登山隊のメンバーの内の3人が転落して死亡
メンバー6人全員の体を繋いでいた命綱は転落の際に真ん中で切れてしまっていた

下ざンゴ、登山家は英雄として一躍有名になる

しかしここで登山家に対してある疑惑が持ち上がる
「転落事故の際、登山家が自分の命惜しさに命綱を切って、仲間3人を見殺しにしたのではないか?」
何故なら、登山で命綱として使われるロープはナイフでも使わなければ切れないような強靭なロープだから

登山家はこの疑惑に猛反論し、出版した本の中でこう述べた
「命綱が切れたのは、切れた部分だけ強靭なロープとは別の弱いロープを使っていたから。

 その弱いロープを使用したのはガイドである。

 ガイドは、万が一他のメンバーが転落しても自分の命は助かるようにと、わざと弱いロープを使用していた」
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72: 名無しさん 2016/09/19(月) 22:20:40.14 ID:4ewMTYi70.net
図解するとこんな感じ。ーは強靭なロープ。
…は弱いロープ
死者ー死者ー死者…ガイドー登山家ー仲間

ガイドは反論することもなく、最低のガイドの烙印を押され、職を失った

それから150以上経った現代
最初に転落して事故の原因を作ったとされるメンバーの子孫がこの事件を調べ、真相に気付いた

ガイドが命綱に弱いロープを使用したのは決して「わざと」ではなく、「使用せざるをえなかった」からだった
何故なら、あの初登頂を果たした時、我先に登頂しようとした登山家が、「自分の命綱をナイフで切断していた」から
真っ二つになった命綱は長さが足りず、ガイドは仕方なく弱いロープを代用として使わざるをえなかった
そこで悲劇が起きた、というわけである

つまり登山家の自分勝手な行動が原因で悲劇が起きた
それなのに登山家はガイドに全ての責任を押し付けた。ガイドは反論もせず汚名を着た
その結果、登山家は英雄として名を残し、ガイドは最低のガイドとして名を残してしまったう
初登頂の歓喜に浸った7人は、お互いの身をザイルで繋ぎ、下山を開始します。そして途中で登山経験が浅かったメンバーが足を滑らせ、滑落。先頭のガイドと、後に続く2人もその巻き添えになりました。ウィンパーを含む後ろの3人はロープが切れたため、奇跡的に助かります。しかしそれは歓喜の栄光から、恐怖と失意の底に突き落とされた瞬間でした。

なんとか無事に下山した3人でしたが、「自分たちが助かるためにロープをわざと切ったのでは?」という疑念をかけられます。その疑念はその後の彼らの人生を大いに苦しめ、ウィンパーの晩年は酒に溺れる生活だったそうです。

75: 名無しさん 2016/09/19(月) 23:33:08.29 ID:YNsYvn9S0.net
>>72
ガイドは金をもらって口をつぐんだんじゃないだろうか
まあ想像のレベルを超えないけど

76: 名無しさん 2016/09/19(月) 23:34:32.50 ID:Is4VGY8t0.net
>>75
さらに後味悪いね。

80: 名無しさん 2016/09/20(火) 11:41:31.51 ID:7pFFKYm10.net
>>72
登山家が、「わざと」ではなく、「使用せざるをえなかった」
ということに気が付いていたのかどうかわからないがいずれにしても後味悪いな

81: 名無しさん 2016/09/20(火) 12:17:15.22 ID:BzRiyhZj0.net
>>72
補足するなら
それは150年前に起きた事故であり
調査した結果として「登山家の勝手な行動である」と結論を主張しているのは
ロープを切ったとされるガイドの子孫で、正式な調査が行われたわけでもないんだよな。

ついでに。
150年前のロープは未だ自然素材で切れやすく
スイスのメーカーが当時の素材で本来使うはずの綱の再現実験をしたところ
300kg程度で切れた。

これは大人3人分程度の重さなので
本来使うはずだった綱を使用していても綱が切れていた可能性が高い、というのも後味が悪い。

83: 名無しさん 2016/09/20(火) 16:10:34.29 ID:7pFFKYm10.net
>>81
なるほど、最善を尽くしても事故になるところだったのか

88: 名無しさん 2016/09/20(火) 18:20:34.71 ID:BzRiyhZj0.net
>>83
最善を尽くしても事故になるし
万が一切れなかった(切らなかった)ら、後の3人(ガイドと登山家)も巻き込まれていたかもしれないから
切れたとしても仕方ない話

切ったとしたら、それはそれで良い判断なんだけど
ガイドが英語を殆ど喋れなかったので、
登山家がインタビューを受け続けて、まるでガイドが悪いことをしたかのような印象を受けてしまったんだよな

97: 名無しさん 2016/09/21(水) 15:22:03.81 ID:J7juaQxj0.net
叩きたいわけじゃないけど>>81は過ごし方誤情報があるな
まず子孫はガイドの子孫じゃなくて転落死した一人の子孫

あとこれは個人の主観だけど、大人3人は300キロには充たないでしょ
そんでもって、強いロープか使われていたなら少なくとも簡単に切れることはなくて、まだ救助できる可能性があったと思う

98: 名無しさん 2016/09/21(水) 16:27:48.38 ID:mk1Fvwm9O.net
>>97
荷物もあるから余裕で1人当り100キロ越えるんじゃない?

84: 名無しさん 2016/09/20(火) 16:25:29.38 ID:/Na2AawR0.net
300キロで切れるロープってショボすぎない?
綱引きの綱でも1000キロは軽く引けるぞ

86: 名無しさん 2016/09/20(火) 17:58:42.22 ID:526IN0+J0.net
連投すまん。

>>84

重さに加えて岩肌に削られて切れたって感じなのかもしれない。
実際に切れたロープは今でも展示されてる。

88: 名無しさん 2016/09/20(火) 18:20:34.71 ID:BzRiyhZj0.net
>>84
当時の技術だし、登山のために作られたロープなので、重さ・太さの制限があり
尚且つ現在の様にナイロンなども当然ないので、天然素材でつくられていて
伸縮性もほとんどなく切れやすかったんだよ

第二次世界大戦でも色んなものを繋ぎとめたりするために
技術が進歩して、柔軟性の高い丈夫なロープができた

いつも思うけど、戦争って本当に色んな技術をすすめるよなあ・・・

87: 名無しさん 2016/09/20(火) 18:03:27.22 ID:borKWbDj0.net
真相は当事者のみぞ知る事だけになんともモヤモヤするね
登山家はそもそも抜け駆けしてるからあんまり良い奴じゃなさそうだが

89: 名無しさん 2016/09/20(火) 18:56:24.32 ID:2Y+NYIRl0.net
『第三の男』でも
「イタリアの30年に渡る国内の戦争はルネサンスを生んだ。スイスの500年の民主主義と平和が
生んだのはハト時計だ」
なんてオーソン・ウェルズのセリフがあったからなぁw

104: 名無しさん 2016/09/21(水) 20:28:19.53 ID:3dwqRJEV0.net
>>98-99
当時は結構軽装で山に登ってたんだぜ。当時の絵も残ってる
それに衝撃は一瞬だろ。切れるっていうんなら何のための命綱なんだ

109: 名無しさん 2016/09/22(木) 10:59:39.39 ID:R/Sk2QXe0.net
>>104
仮に計300キロの奴らが1m落下して命綱が張るとすると瞬間的に4t以上の衝撃荷重が掛かる
まぁそんなに命綱弛ませないと思うけどね
30cmの落下でも1.2tは掛かる

マッターホルン最前線 ヘルンリ小屋の日々と山岳レスキュー

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引用元:後味の悪い話 その166