425: 名無しさん 2008/03/31(月) 02:22:56 ID:GMSsMfpA0
子供の頃に白い大きな雑種を家で番犬として飼っていた。
山奥なので山の間道が散歩コースになる。山の中を進むと牛舎があり、
牛の番犬がいて、家の番犬を牛舎に繋いで水を与えて、牛舎の番犬の
散歩をして水と食事を与え、家の番犬を連れて帰るのが日課だった。
冬の入りの頃で、もう日が傾いている時間に、家の番犬の飲む水を
汲んでいると牛舎のそばの傾斜地にたくさんの猫がいるのに気づいた。
十匹なのか二十匹なのかわからないが見た事のない数が、黙って
うずくまっているので気味が悪かった。山奥の家が数軒しかない
場所に猫がこれだけいるはずがなく、牛舎の番犬の散歩は止めて
急いで餌と水を与え、家の番犬を連れて逃げるように家に向かった。
猫が追ってくるのではと不安に思い、走って間道を抜け、水田のある
辺りに出ると谷合なのですでに薄暗く、何となく橋の街灯に向かって
川沿いに進んでいった。川といっても小川だが、そのコースは犬の
散歩コースとは外れるので犬が嫌がっていた。
突然犬があらぬ方向に走り始めて引っ張られたために、川に落ちた。
川は護岸工事されており、一メートルほどの高さがあったが、落ちた
場所は腰丈の草が生えていたので痛かったが怪我はしなかった。
その時犬が道の上からこちらを見て人間のような笑い声を上げた。
怖くて怖くて、川に飛び込んで川の中を走って家に逃げ込んだ。
この辺りの記憶は曖昧だが、両親に泣きながら要領の得ない話をし、
犬がいない事に気付いた父が犬を探しに行くと、牛舎のあたりで
牛舎の番犬のそばでウロウロする家の番犬を見つけ、連れ帰ってきた。
番犬が何かするのでは、猫が襲ってくるのではとしばらく恐ろしくて
しょうがなかったが、結局その後は何も起きなかった。
山奥なので山の間道が散歩コースになる。山の中を進むと牛舎があり、
牛の番犬がいて、家の番犬を牛舎に繋いで水を与えて、牛舎の番犬の
散歩をして水と食事を与え、家の番犬を連れて帰るのが日課だった。
冬の入りの頃で、もう日が傾いている時間に、家の番犬の飲む水を
汲んでいると牛舎のそばの傾斜地にたくさんの猫がいるのに気づいた。
十匹なのか二十匹なのかわからないが見た事のない数が、黙って
うずくまっているので気味が悪かった。山奥の家が数軒しかない
場所に猫がこれだけいるはずがなく、牛舎の番犬の散歩は止めて
急いで餌と水を与え、家の番犬を連れて逃げるように家に向かった。
猫が追ってくるのではと不安に思い、走って間道を抜け、水田のある
辺りに出ると谷合なのですでに薄暗く、何となく橋の街灯に向かって
川沿いに進んでいった。川といっても小川だが、そのコースは犬の
散歩コースとは外れるので犬が嫌がっていた。
突然犬があらぬ方向に走り始めて引っ張られたために、川に落ちた。
川は護岸工事されており、一メートルほどの高さがあったが、落ちた
場所は腰丈の草が生えていたので痛かったが怪我はしなかった。
その時犬が道の上からこちらを見て人間のような笑い声を上げた。
怖くて怖くて、川に飛び込んで川の中を走って家に逃げ込んだ。
この辺りの記憶は曖昧だが、両親に泣きながら要領の得ない話をし、
犬がいない事に気付いた父が犬を探しに行くと、牛舎のあたりで
牛舎の番犬のそばでウロウロする家の番犬を見つけ、連れ帰ってきた。
番犬が何かするのでは、猫が襲ってくるのではとしばらく恐ろしくて
しょうがなかったが、結局その後は何も起きなかった。
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427: 名無しさん 2008/03/31(月) 11:33:20 ID:k0uYmBeV0
>>425
猫も数が増えると群れるよ
俺の実家には耕さなくなった畑が>>425の話みたいな状況の
そんなところでもまだ耕作している人はいるんで、定期的に
草むしりや潅木の伐採をしないとそこから荒れると怒られる
仕方ないから、定期的に管理に行くんだけど、夕方遅くなると猫が
>>425と同じようにやっぱり、二、三十匹で、その辺の茂みや農道を
しばらく行き来して暗くなると山の方に消えていく
別に何をするってわけでも無いんで、完全放置なんだけど、確かに
不気味だな
近くに住んでいる人の話では、集落を離れた人が連れて行った
はずの猫が勝手に帰ってきて、そこで増えたってのと、それとは別に
餌付けとかはしていないんで、何度も全滅しかかっているんだけど、
この数年は温暖化のせいか、冬でもあまり死なずに増加傾向にあるらしい
猫も数が増えると群れるよ
俺の実家には耕さなくなった畑が>>425の話みたいな状況の
ところにあって、何枚か放置してある
そんなところでもまだ耕作している人はいるんで、定期的に
草むしりや潅木の伐採をしないとそこから荒れると怒られる
仕方ないから、定期的に管理に行くんだけど、夕方遅くなると猫が
現れる
>>425と同じようにやっぱり、二、三十匹で、その辺の茂みや農道を
しばらく行き来して暗くなると山の方に消えていく
別に何をするってわけでも無いんで、完全放置なんだけど、確かに
不気味だな
近くに住んでいる人の話では、集落を離れた人が連れて行った
はずの猫が勝手に帰ってきて、そこで増えたってのと、それとは別に
どこからか流れ着いた猫が集まっているんだと
餌付けとかはしていないんで、何度も全滅しかかっているんだけど、
この数年は温暖化のせいか、冬でもあまり死なずに増加傾向にあるらしい
428: 名無しさん 2008/03/31(月) 11:35:16 ID:vb3n/VQH0
>>425を川で溺れさせ、死に至らしめようという犬と牛と猫たちの共謀だったのであろう
432: 名無しさん 2008/03/31(月) 16:08:15 ID:Itssviog0
>>428
牛は何もしてないのに可哀相だお(´・ω・`)
牛は何もしてないのに可哀相だお(´・ω・`)
426: 名無しさん 2008/03/31(月) 09:44:29 ID:Bunm91WS0
こえー!
463: 名無しさん 2008/04/02(水) 22:09:29 ID:+XC2PalY0
実家のあたりじゃ猫は七谷を越えるといわれていて、飼っていた猫は
歩いて小一時間の山道の麓までが領地で、七谷ほどじゃあないけど
相当な範囲を活動していたなあ。
麓の中学校で帰りにたまに見かけたんだけど、家につくと先に玄関先で
待っていて、肩の上に乗って一緒に家に入るという健脚っぷり。
短足で風船みたいなデブ猫だったのに。
猫には猫専用の獣道があって、人の作った道より近道なんだろうなあ。
もともと小学校の時に麓に住む同級生の家の庭で生まれた子猫を
貰ったもので、その母猫がいつのまにかうちに来るようになって
親子で家に住むようになった。
歩いて小一時間の山道の麓までが領地で、七谷ほどじゃあないけど
相当な範囲を活動していたなあ。
麓の中学校で帰りにたまに見かけたんだけど、家につくと先に玄関先で
待っていて、肩の上に乗って一緒に家に入るという健脚っぷり。
短足で風船みたいなデブ猫だったのに。
猫には猫専用の獣道があって、人の作った道より近道なんだろうなあ。
もともと小学校の時に麓に住む同級生の家の庭で生まれた子猫を
貰ったもので、その母猫がいつのまにかうちに来るようになって
親子で家に住むようになった。
464: 名無しさん 2008/04/02(水) 22:12:19 ID:Ykk2eTsu0
いい話だなあ・・・
465: 名無しさん 2008/04/02(水) 23:12:33 ID:s7z4Yv320
山にまつわる、不思議な話ではあるわな・・・。
466: 名無しさん 2008/04/02(水) 23:52:41 ID:+XC2PalY0
山にまつわる怖い話だから、怖い話というか気持ち悪い話なら。
山の中を縦断して猫が帰ってくると家族の誰かがノミ取りをしていた。
小豆ぐらいの大きさにふくらんだノミが体にぶらさがっていて、血を吸って
それぐらい大きくなる。中にはブドウの粒ぐらいに巨大なものもいる。
上手くとらないと潰れて手のひらが血だらけになる。
山に動物を捨てると、山の土にはノミやダニが住んでいて、仲間がいなかったり、
子猫や子犬はノミやダニをとれないから、血を吸われて貧血で死ぬそうだ。
山道を歩いて行き帰りしていると、病気か老衰かで弱った狸とか見ることが
あるんだけど、そういうのは体中にびっしり血を吸ってふとったノミがたかって
いる。それをぽとぽとと血を垂らすように落しながら歩いている姿は鳥肌が立つ。
山の中を縦断して猫が帰ってくると家族の誰かがノミ取りをしていた。
小豆ぐらいの大きさにふくらんだノミが体にぶらさがっていて、血を吸って
それぐらい大きくなる。中にはブドウの粒ぐらいに巨大なものもいる。
上手くとらないと潰れて手のひらが血だらけになる。
山に動物を捨てると、山の土にはノミやダニが住んでいて、仲間がいなかったり、
子猫や子犬はノミやダニをとれないから、血を吸われて貧血で死ぬそうだ。
山道を歩いて行き帰りしていると、病気か老衰かで弱った狸とか見ることが
あるんだけど、そういうのは体中にびっしり血を吸ってふとったノミがたかって
いる。それをぽとぽとと血を垂らすように落しながら歩いている姿は鳥肌が立つ。
469: 名無しさん 2008/04/03(木) 08:29:38 ID:GDap5cR90
>>466
あなたが「ノミ」と認識しているのは、「マダニ」と言われるダニ。
ノミはふくらんだりしないし、手で取るのは至難。
マダニもうまくとらないと、頭部が皮膚の中に残って腐るので
気をつけよう。
あなたが「ノミ」と認識しているのは、「マダニ」と言われるダニ。
ノミはふくらんだりしないし、手で取るのは至難。
マダニもうまくとらないと、頭部が皮膚の中に残って腐るので
気をつけよう。
479: 名無しさん 2008/04/04(金) 12:26:54 ID:74OQH+a70
ちなみに、この手のダニは、針を刺しっぱの状態でぶっ潰すと、ダニの中身が
注射の要領で体内に射込まれる。
で、ダニの体液やら、他の動物の吸血の際に入り込んだ寄生虫やらが、
チャンボンで体内に注射されて大変な事になるんで、潰しちゃダメよ。
アレルギーとかだと、死んじゃうからね。
注射の要領で体内に射込まれる。
で、ダニの体液やら、他の動物の吸血の際に入り込んだ寄生虫やらが、
チャンボンで体内に注射されて大変な事になるんで、潰しちゃダメよ。
アレルギーとかだと、死んじゃうからね。
480: 名無しさん 2008/04/04(金) 12:31:30 ID:9wZaxR0t0
どうしたら針もうまく抜けるの?
481: 名無しさん 2008/04/04(金) 12:37:24 ID:74OQH+a70
体の柔らかい部分を押さず、頭の部分の針の上の固い部分を、
ピンセットとかで上手く摘んで、抜く。
素人がやると危ないので、触らず医者に行くのがイイよ。
ピンセットとかで上手く摘んで、抜く。
素人がやると危ないので、触らず医者に行くのがイイよ。
482: 名無しさん 2008/04/04(金) 13:29:51 ID:9wZaxR0t0
ありがとう、医者が浮かばなくて焦った。
マダニが居る場所じゃないんだけど何か怖くなってしまって
スレチなのに聞いてしまってました。スマソ。
山って今の時期は緑が生い茂り命の息吹きを感じられてステキだーとか
思ったりしてたけど、でもでかいヒルとかも居るみたいだし脅威だな。
マダニが居る場所じゃないんだけど何か怖くなってしまって
スレチなのに聞いてしまってました。スマソ。
山って今の時期は緑が生い茂り命の息吹きを感じられてステキだーとか
思ったりしてたけど、でもでかいヒルとかも居るみたいだし脅威だな。
484: 名無しさん 2008/04/04(金) 15:18:53 ID:V/8/V5xQO
ダニは甘く見たらいかん。
マダニは動物にブルブルされても落ちないよう、死ぬ気で血を吸う。
吸口部はセメント状液体で皮膚に固着させます。無理に引っ張ると体がちぎれるのは上述の通り。
ダニゼミに一時顔を出したが、恐怖ですぐやめた。
「わぁかわいいネズミ!先輩こいつケースから出して触っていい?」
「待てこら!開けんな!!そりゃネズミ飼ってんじゃねぇよ!ダニ飼ってんだ!」
俺は泣いたね。
マダニは動物にブルブルされても落ちないよう、死ぬ気で血を吸う。
吸口部はセメント状液体で皮膚に固着させます。無理に引っ張ると体がちぎれるのは上述の通り。
ダニゼミに一時顔を出したが、恐怖ですぐやめた。
「わぁかわいいネズミ!先輩こいつケースから出して触っていい?」
「待てこら!開けんな!!そりゃネズミ飼ってんじゃねぇよ!ダニ飼ってんだ!」
俺は泣いたね。
488: 名無しさん 2008/04/04(金) 18:36:47 ID:iam90XqQ0
▽注目記事
涸沢でテント泊したいと考えている夫婦ですが、モンベルの”ステラリッジ3型”だと大きすぎでしょうか?
アトモス50買って満足してるけど、イーサーみたいに取り外した雨蓋がリュックとかになればなお良かった
山歩きのペースが分からん…登りでゆっくり歩くのが苦痛そしてバテる
登山中は谷側を歩くと足で石を落とす可能性があるので注意を!
ハイキングに毛の生えたようなの好きだな。
ずっと日帰りの低山しかしないなら雨を避けるのも有りだと思う…でも、悪天候を避け続けていたら悪天候スキルが身につかない
【THE NORTH FACE】クライムライトかベリーライトかで迷っている。ベリーライトは丈が短いんだよね。
登山中、歩く速度が違い過ぎるとどっちも苦痛だろ…
【マット】登山では快適性やコンパクト性より確実性重視だからクローズドセル一択
チョッとだけ登山に興味を持ち始めたんだが・・・
引用元:http://hobby10.5ch.net/test/read.cgi/occult/1202267701/
アトモス50買って満足してるけど、イーサーみたいに取り外した雨蓋がリュックとかになればなお良かった
山歩きのペースが分からん…登りでゆっくり歩くのが苦痛そしてバテる
登山中は谷側を歩くと足で石を落とす可能性があるので注意を!
ハイキングに毛の生えたようなの好きだな。
ずっと日帰りの低山しかしないなら雨を避けるのも有りだと思う…でも、悪天候を避け続けていたら悪天候スキルが身につかない
【THE NORTH FACE】クライムライトかベリーライトかで迷っている。ベリーライトは丈が短いんだよね。
登山中、歩く速度が違い過ぎるとどっちも苦痛だろ…
【マット】登山では快適性やコンパクト性より確実性重視だからクローズドセル一択
チョッとだけ登山に興味を持ち始めたんだが・・・
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