霧のでる山

133: 名無しさん 2007/09/15(土) 06:47:28 ID:lIam4jeC0
じゃあ、暇つぶしに自分の話

たまに登山をします。
10キロ20キロ歩いて最後のほうは体がふらふらになることも。
そういうときに、ちょっとおかしなものが見えるときがあります。

ふらふらになって限界を超える1歩手前になると目の前の景色がぐにゃっと曲がったり
ぐるぐる回りだしたりするんだけど、そういう時視界の中心に青い穴が見える。
周りは黒で縁取られてて中が青い、それでその中には火?みたいなものが遠くの方にある。

なんだかすごく気持ちが良さそうで、その中に入ったらどうなるんだろう?と思って
一度入ろうとしたら「馬鹿が!」って耳元で男の声で怒鳴られて、思いっきり突き飛ばされた。

その反動で笹やぶに1メートルくらい激しく突っ込んで、顔をすりむいて、手に深く笹の茎が刺さった。
足も軽くひねったっぽい。

でも、周りを見てもだれもいない。
なんだか呆然として、手に包帯巻いてそのままおとなしく歩いて帰ったけど…

今でも2~3年に一度見えるときがあるけど、それ以来その中に入ろうとはしていない。
入ったらどうこうじゃなくて、突き飛ばされて怪我するのが怖いから。

142: 名無しさん 2007/09/17(月) 02:22:51 ID:nx4ArQIb0
>>133
面白かった。
山にはいろんな存在がいるらしいので、怒鳴った声も幽霊か精霊か妖怪か、
見えない分想像を刺激しますね。
しかし荒っぽい助け方だなあ。

190: 名無しさん 2007/09/24(月) 02:30:20 ID:2IQ21wC10
『 失礼しました 』

H氏が山中を散策していたところ、和式の便器がぽつんと置かれているのを目にした。

不法投棄かと思ったH氏はにわかに腹が立ち、便器を軽く足で蹴った。
しかし便器は、雑草が生い茂る地面に固定されているかのようにぴくりとも動かない。

少し奇妙に思ったH氏だったが、それ以上興味も湧かず、その場から立ち去ろうと踵を返した。
すると、背後から「ジャーーッ」と水を流す音。
振り返ると便器は姿を消しており、辺りにはラベンダーの香りが漂っていたとか、いないとか…

帰りの車中、やけに臭うなと思って靴の裏を見ると、そこには何かの糞がベッタリこびりついていた。
山では何度かおかしな体験をした事のあるH氏だったが、この時ばかりは閉口したという。

192: 名無しさん 2007/09/24(月) 03:06:45 ID:dnlI7B560
>>190
「ジャーーッ」wwwwwwww

191: 名無しさん 2007/09/24(月) 02:30:59 ID:2IQ21wC10
『 赤い実 』

ある村の小僧が山の中で種を拾った。小僧はそれが何の種であるのか判らなかったが、
畑の脇に埋め、早く芽が出ぬものかと、毎日遠くから水を運んで与え続けた。
そんな小僧を見て、山から下りてきた赤ら顔の獣が「芽なんか、出てくるはずがない」と、笑っていた。

そのうち、種から芽が出た。小僧は早く木にならぬものかと水を与え続けた。
獣は「木になんか、育つはずがない」と、また笑っていた。

そのうち、芽が木になった。小僧は早く実がならぬものかと水を与え続けた。
獣は「実なんか、なるはずがない」と、またまた笑っていた。

ついに、木から実がなった。小僧は早く実が熟さぬものかと水を与え続けた。
獣は「そんな青い実が、熟すはずがない」と笑いながらも、舌なめずりをしていた。

しかし実は青いままで、なかなか熟さなかった。それでも小僧は木に水を与え続けた。
獣は業を煮やし「もう、いいだろう」と木にするすると登り、実をもぎ取って一口かじった。

すると獣は、青い実のあまりの渋さに悶絶し、枝から足を滑らせ地に堕ち、ぴくりとも動かなくなった。
獣の赤い顔から血の気が引き、見る見るうちに土色に染まる。
やがて木の下のそれが土に還ると、青い実は獣の顔のように真っ赤に染まり、その内に甘みを宿した─

柿の実が赤くて甘いのはそういう訳である、とある地の民話は伝える。
しかし、赤ら顔の獣というのは猿の事であろうが、何故そんな遠回しの言い方をするのか?

この話をしてくれた老人に聞いてみたが、翁は何故かうれしそうな顔をして、
人身御供を神に捧げた太古の農耕儀礼や、村の無法者を神事に供した言い伝えなどが、
このような民話に転化したのではなかろうかと語ってくれた。

ほのぼのとした民話の中にも、少し見方を変えれば怖さが潜んでいる事を認識した瞬間だった。
今でも柿をかじる度に、あの老人の赤くひび割れた笑顔が思い浮かぶ。

新編 黒部の山人 山賊鬼サとケモノたち

▽注目記事

涸沢でテント泊したいと考えている夫婦ですが、モンベルの”ステラリッジ3型”だと大きすぎでしょうか?

アトモス50買って満足してるけど、イーサーみたいに取り外した雨蓋がリュックとかになればなお良かった

山歩きのペースが分からん…登りでゆっくり歩くのが苦痛そしてバテる

登山中は谷側を歩くと足で石を落とす可能性があるので注意を!

ハイキングに毛の生えたようなの好きだな。

ずっと日帰りの低山しかしないなら雨を避けるのも有りだと思う…でも、悪天候を避け続けていたら悪天候スキルが身につかない

【THE NORTH FACE】クライムライトかベリーライトかで迷っている。ベリーライトは丈が短いんだよね。

登山中、歩く速度が違い過ぎるとどっちも苦痛だろ…

【マット】登山では快適性やコンパクト性より確実性重視だからクローズドセル一択

チョッとだけ登山に興味を持ち始めたんだが・・・

引用元:http://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1188165789/