206: 名無しさん 2007/04/10(火) 15:28:18 ID:XjLzx/2t0
南アのバットレスでのことだ。
小太郎尾根にむかってお花畑あたりを登っていたら
上から降りてきた単独の人が
「いま、バットレスから誰か落ちるの見ませんでしたか?」
っていうんだ。気が付かなかったので、「見なかった」というと
「一人落ちたんだ。俺は下の小屋に知らせるから、あんたらは上の小屋に連絡をしてくれ」
で、北岳の肩の小屋に着いて、その旨伝えたんだが、「あ、そうですか・・・」
くらいの反応だったので「いいのかなぁ?」と思って「何か手伝いましょうか?」
と申し出たが、
翌日夕方くらいの時間に下山だったが、激しい腹痛を起していた俺は、
バットレスの下の雪渓が見えていたが、そこにちょっとした岩があって
休憩にはちょうどよいところなんだ。
その岩の上に、オレンジ色のシャツを着た人が座っていて
しかし、ふと気づくと、いつのまにかそいつはどこにもいないじゃないか・・・
見事に消えていなくなってしまったんだ。
移動すれば、必ず見えるところに出てくるようになっているはずなのに・・・
広河原の出合いまで来ると、ちょうどマイクロバスがやってきた。
どこかの大学の登山部と思える連中と一緒に妙に老け込んだ夫婦が降りてきて
彼らの着ていたシャツは、全員オレンジ色だったよ。
たしか・・・バットレスにはまだマッチ箱のコルってのがあったころだ。
小太郎尾根にむかってお花畑あたりを登っていたら
上から降りてきた単独の人が
「いま、バットレスから誰か落ちるの見ませんでしたか?」
っていうんだ。気が付かなかったので、「見なかった」というと
「一人落ちたんだ。俺は下の小屋に知らせるから、あんたらは上の小屋に連絡をしてくれ」
っていうんだ。
で、北岳の肩の小屋に着いて、その旨伝えたんだが、「あ、そうですか・・・」
くらいの反応だったので「いいのかなぁ?」と思って「何か手伝いましょうか?」
と申し出たが、
「いいえ、結構です」ということだったので、この件は俺達の手から離れた。
翌日夕方くらいの時間に下山だったが、激しい腹痛を起していた俺は、
とりあえず来た道をそのまま下山した。
バットレスの下の雪渓が見えていたが、そこにちょっとした岩があって
休憩にはちょうどよいところなんだ。
その岩の上に、オレンジ色のシャツを着た人が座っていて
じっとバットレスを見上げているのがみえる。
しかし、ふと気づくと、いつのまにかそいつはどこにもいないじゃないか・・・
見事に消えていなくなってしまったんだ。
移動すれば、必ず見えるところに出てくるようになっているはずなのに・・・
広河原の出合いまで来ると、ちょうどマイクロバスがやってきた。
どこかの大学の登山部と思える連中と一緒に妙に老け込んだ夫婦が降りてきて
泣きはらして赤くなった目で北岳を見上げていた。
彼らの着ていたシャツは、全員オレンジ色だったよ。
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208: 名無しさん 2007/04/10(火) 15:50:34 ID:XjLzx/2t0
山は山でも飛騨高山なんだが
高山城跡に夜何の気無しに登った時
しばらく歩くとものすごい「気配」を感じた。
風の音に混じって、闇の中で何かが草ッぱらをかき分けて動く音とシュウシュウと言う息?
灯りからはずいぶんと離れてしまっている。
犬なんかじゃない、犬にしては大きすぎないか?
自分の前方をゆっくりと左右していたその気配は今度は近づいてきた。
草がさわさわと掻き分けられて来る。
街灯の灯がようやく届く場所に駆け込むと、その気配は灯のバリア(の様に感じた)の端でじっと停まっているみたいだった。
どうしようと考えていると、車が通りかかりヘッドライトが辺りを照らした。
その隙に全力で走って車道に戻り、旅館までひた走りに走った。
気配はついて来なかった。
翌日、明るい時に例の場所に行ったが、夏の光の下、広い草原の中で子供が遊んでいた。
幻覚(でなければ)か「物の怪」にあったことがある。
高山城跡に夜何の気無しに登った時
2の丸だか3の丸だかの広場の自販機でジュース買って、街灯の明かりを外れて真っ暗闇の原っぱに足を踏み入れた。
しばらく歩くとものすごい「気配」を感じた。
風の音に混じって、闇の中で何かが草ッぱらをかき分けて動く音とシュウシュウと言う息?
そしてこちらをじっと伺っている気配。
灯りからはずいぶんと離れてしまっている。
犬なんかじゃない、犬にしては大きすぎないか?
幽霊でも無い、何か別のモノの気配....
自分の前方をゆっくりと左右していたその気配は今度は近づいてきた。
草がさわさわと掻き分けられて来る。
じっとり汗が出てきて、後ずさりにどんどん下がった。
途中で向きを変えて本格的に走ろうとした時に、人の胸くらいの高さにどんよりした赤い目が二つ見えた。
街灯の灯がようやく届く場所に駆け込むと、その気配は灯のバリア(の様に感じた)の端でじっと停まっているみたいだった。
車道に戻るには再び光の無いところを通らなければならない。
どうしようと考えていると、車が通りかかりヘッドライトが辺りを照らした。
その隙に全力で走って車道に戻り、旅館までひた走りに走った。
気配はついて来なかった。
翌日、明るい時に例の場所に行ったが、夏の光の下、広い草原の中で子供が遊んでいた。
209: 名無しさん 2007/04/10(火) 16:02:29 ID:XjLzx/2t0
家族連れで海の近くでキャンプした時の事。
先客がいるのかな、と周りを見るが、誰もおらん。
だが、息子は喜びながら走り回ってる。
夜になっても、息子が「これおいしいよー」と誰もいない方向を向いて喋る。
嫁さんも俺も気味悪かったが、妄想に違いない、きっとそうだ、と納得した。
ここで移動すべきだったとまた後悔している。
んで、就寝。夜の3時頃、「××くーん、あそぼー」って声が。××は息子の名前。
・・・・気のせいだろ・・・・と思いこもうとしてた時、太い声で「ワシの娘と遊ばないと言うのか、お前は」って・・・・
誰もいないのに声がするんだよ。手斧を持って外に出るが、誰もいなかったんだよ。
3歳の息子が「おともだちだーあそぼー」と言ってる。
先客がいるのかな、と周りを見るが、誰もおらん。
だが、息子は喜びながら走り回ってる。
今思えば、すぐ別の場所へ移動すべきだったが、息子の妄想だろうと解釈してた。
夜になっても、息子が「これおいしいよー」と誰もいない方向を向いて喋る。
嫁さんも俺も気味悪かったが、妄想に違いない、きっとそうだ、と納得した。
ここで移動すべきだったとまた後悔している。
んで、就寝。夜の3時頃、「××くーん、あそぼー」って声が。××は息子の名前。
こんな時間に子供が起きてるんか!とテントのネット越しに声がした方向を窺うが、誰もいない。
・・・・気のせいだろ・・・・と思いこもうとしてた時、太い声で「ワシの娘と遊ばないと言うのか、お前は」って・・・・
マジ、ちびりそうになったよ。
誰もいないのに声がするんだよ。手斧を持って外に出るが、誰もいなかったんだよ。
220: 名無しさん 2007/04/10(火) 21:02:31 ID:gCztKk9GO
▽注目記事
涸沢でテント泊したいと考えている夫婦ですが、モンベルの”ステラリッジ3型”だと大きすぎでしょうか?
アトモス50買って満足してるけど、イーサーみたいに取り外した雨蓋がリュックとかになればなお良かった
山歩きのペースが分からん…登りでゆっくり歩くのが苦痛そしてバテる
登山中は谷側を歩くと足で石を落とす可能性があるので注意を!
ハイキングに毛の生えたようなの好きだな。
ずっと日帰りの低山しかしないなら雨を避けるのも有りだと思う…でも、悪天候を避け続けていたら悪天候スキルが身につかない
【THE NORTH FACE】クライムライトかベリーライトかで迷っている。ベリーライトは丈が短いんだよね。
登山中、歩く速度が違い過ぎるとどっちも苦痛だろ…
【マット】登山では快適性やコンパクト性より確実性重視だからクローズドセル一択
チョッとだけ登山に興味を持ち始めたんだが・・・
引用元:http://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1175434477/
アトモス50買って満足してるけど、イーサーみたいに取り外した雨蓋がリュックとかになればなお良かった
山歩きのペースが分からん…登りでゆっくり歩くのが苦痛そしてバテる
登山中は谷側を歩くと足で石を落とす可能性があるので注意を!
ハイキングに毛の生えたようなの好きだな。
ずっと日帰りの低山しかしないなら雨を避けるのも有りだと思う…でも、悪天候を避け続けていたら悪天候スキルが身につかない
【THE NORTH FACE】クライムライトかベリーライトかで迷っている。ベリーライトは丈が短いんだよね。
登山中、歩く速度が違い過ぎるとどっちも苦痛だろ…
【マット】登山では快適性やコンパクト性より確実性重視だからクローズドセル一択
チョッとだけ登山に興味を持ち始めたんだが・・・
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