山

170: 名無しさん 2006/10/22(日) 21:03:00 ID:xSTpLESq0
干上がったダムの底

ダム湖の水位が下がり、いくつかの建物が、
その姿を現していると聞かされた。

話の流れで、ダムの底を探検しようという話になった。
無論、いけないことと知った上でのことだ。

あまり、人目に立たぬ方が良い。
前夜から出かけ、干上がったダムを見下ろしながら
朝を待った。

空が明るくなる頃、ダムの底へ足を着いた。
表面は固く乾き、ひび割れの縁がめくれ上がっていた。
どぶ泥特有の悪臭はあったが、思っていたほどではない。

濃い朝もやがダムに沈み、ダムを巡る道路からの視界を
遮っているのも、少々気が引けている俺たちには好都合だ。

道路から外れると、何があるか分からない。
かつてのガードレールを目印にし、スキーのストックで
地面を突きながら、慎重に進んだ。

交番らしい小さな四角い建物。
崩れかかった木造の大きな建物は、学校だろうか。

道路をふさぐように倒れた柱は、よく見ると鳥居だった。
地面には、最近のものらしい足跡が、いくつかあった。

コンクリート製の、小さな建物の引き戸が外れている。
窓は無く、何かの備蓄倉庫だと思われた。

171: 名無しさん 2006/10/22(日) 21:07:30 ID:xSTpLESq0
それが焼けているようだと言い出したのは、
消防署に勤務する男だ。

彼によれば、火災で焼けたようだという。
長いこと水に浸かっていても、そうした跡は消えないらしい。

そして、火災による熱で変形した、鉄製の引き戸。
戸口から中を覗き、目に付いたのは花束。
花屋で作らせたと一目で分かる花束だ。

置かれて、まだ数日しか経っていないように見える。
火事で誰かが死に、その遺族が訪ねて来たのだと思いながら、
暗く、四角い倉庫の内部を見回した。

床には、泥が薄く積もっている。
そして、骨。

乾いて縮んだ泥の表面、原野の化石のように
浮かび上がっているのは、何かの骨だ。

抱えなければ持てないほど大きなものがあり、
指先に乗るほどに小さなものもある。
少しばかり、などという量ではない。

小さな小屋の内部を、上から下まで、大小の生物で
充満させたと思えるほどの量がある。

火災はきっと、人為的なものだ。
その思いつきで、ダムの底を探検する気など、失せた。

その場から引き返したが、朝もやは薄くなり、
振り返ると、小屋はいつまでも見え続けていた。
妙に不快で、いつまでも心に残る光景だった。

172: 名無しさん 2006/10/22(日) 21:25:24 ID:bRmm2uYi0
いいねぇ、乾燥したダムの底。

215: 名無しさん 2006/10/24(火) 23:09:50 ID:lILDiKVZ0
山小屋のノート

利用者が好きなことを書き込むノートがある。
あちこちの山小屋で見かけるもので、
別段、珍しいものではない。

その日のメンバーや天気、翌日の予定などが
書き込まれることが多い。

本名を明かすことが、今ほど危険でなかった頃、
何度も同じ男の名前に出くわした。

俺がノートを開く少し前の日付で書き込まれた、
その日の山の感想と、末尾の律儀な署名。
1ヶ月前あたりの日付が多かったが、
前日だったこともある。

やがて、山でノートを見かけるたび、
俺は彼の名前を探すようになった。
親近感に近い感情は、確かにあった。

いつか会えるのではないかと、そう思っていた。
それくらい、彼と俺は同じ山へ行っていた。

彼の死は、テレビニュースで知った。
ある山域で行方不明となり、数日後に
遺体で発見されたのだ。

俺は半月後に、そこへ行く計画だった。

彼とは不思議な縁がある。
どれほど深い縁だろうか。

結局俺は、半月後の山行を中止した。
今でも、古いノートを置いてある山小屋で
彼の名前を目にすることがある。

236: 名無しさん 2006/10/25(水) 08:32:56 ID:hnTRPgfy0
法印さん

自分の体験談。

自分がまだ高校生だった時に同じ部の奴に
夏に『割の良いバイト』って紹介されたのが
筑波山のロープウェイ乗り場の旅館のバイト。

夜の宴会の片付けとベットメイクが足りないらしく
宴会の余り物を食ってOK、って事だったので快く受けたw

んで、22時開始>深夜1時終了>帰る、って流れだったんだけど、
茨城のド田舎だから山道はもう完全に真の闇。

懐中電灯持った友達を先頭にその光をアテにして
登山道を40分ほど駆け下りる。

最初は歩きなんだけど、急かされる、というか
怖いというか、で次第に速くなってしまう訳w

で、登山道を下り切ったトコで友達が追いつくのよ。
先を走ってたはずの友達が。

その夏一回きりだったけど、
その光の案内はバイト中ずっと足元を照らしてくれてた。
光は怖くなかった。逆に安心できたのを覚えている。

おまえはごじゃっぺだから法印さんが見ててくれたんだっぺ。
とはうちのじいちゃん談。
※法印さんってのは筑波山に居るって言われてる天狗の名前

238: 名無しさん 2006/10/25(水) 09:04:27 ID:0jY75iDP0
>>236
懐中電灯くらい自分で持ってればいいのに。

247: 名無しさん 2006/10/25(水) 13:10:21 ID:Hu8waXrJ0
>>238
懐中電灯もってくのが面倒だっただけです。
懐中電灯はいつも地元だった友達まかせ。
月が出てるときは地面見えるときあったしね。

240: 名無しさん 2006/10/25(水) 10:36:03 ID:KD/edMTW0
ごじゃっぺ  

何?なんですか?

244: 名無しさん 2006/10/25(水) 12:02:18 ID:Hu8waXrJ0
ただいまー。
帰ってきたら思わぬ反響な「ごじゃっぺ」
意味は、あわて者とか早とちりとかそんな感じ。
よく「こぉのデレスケのごじゃっぺが!」って怒られたよw

茨城のつくばとか土浦あたりの田舎では普通につかってるよ。
じぃちゃんばぁちゃん限定だけどね。
二十歳くらいの若い人は知らないと思う。

あと、めずらしいので「まっちぽい」ってのもある。
意味は、まぶしい。

245: 名無しさん 2006/10/25(水) 12:33:15 ID:P9PmL5dk0
>>244
なんでわざわざ舗装された道を使わずに登山道で下ったんだ(´・ω・`)?


247: 名無しさん 2006/10/25(水) 13:10:21 ID:Hu8waXrJ0
>>245
舗装された道路は自転車で上がるには
急過ぎ&遠回りってのが理由かな。

だから、部活終わったらそのまま神社まで自転車。
そっから登山道登ってバイト。翌日学校あるし1時上がり
ってのは結構キツかったからダッシュで帰る。って流れでした。

さすがに雨の日は友達の父ちゃんの軽トラに乗ってったけどねw

ホント威張れるぐらいのド田舎で幼い頃から変な体験してるから
おっさんに片足つっこんでるけど未だに妖怪ってか身近なモノ達は居ると信じてるよ。

てことで名無しにもどります。また仕事ヒマになったら書き込みますw

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引用元:http://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1160736081/