夜空

282: 名無しさん 2005/08/01(月) 12:07:30 ID:wfjvKqY10
お堂

山ってよく山頂とかに社とかお堂みたいなのがありますよね。この前実家に帰ったときじいさんが話してくれた話。

じいさんが昔、山に登った時登るのにすごく時間がかかって山頂で一夜を明かすことになった。

山頂には結構大きいお堂があった。

なんかイヤな感じがしたんだけどその山は他に野宿できるような所がなかったし、月は雲で隠れていて山道は真っ暗なので今から下山することなんて不可能。しかも雪も降り出した。

そんなわけでお堂の前にテント張って野宿しようとした。しかしその時テントを忘れていることに気づく。しかも寝袋も忘れていた。「あれ?来る前確認したのにおかしいな・・・。どうやって寝よう・・・。」と思っていたらお堂の存在を思い出した。

「なんかバチがあたりそうだけど雪が降っている外で寝るよりマシか・・・。」

じいさんはお堂の扉を開けようとした。が開かない。中から押されているような感じがする。むかついたので扉を蹴ると開いた。開けた瞬間、中からムワッとした生暖かい空気が顔に当たった。

昼間の登山と扉を開けるのに体力を使ったので中に入ると扉を開けっ放しで眠ってしまった。

夜中妙な夢を見た。なんか山伏みたいな人にすごく怒られたらしい。

朝起きて周りを見回すと腰が抜けそうになった。天井や床にはびっしりと文字が書かれていた。そして扉の内側には大量のお札が貼られていた。

その時すごく嫌な感じがして、じいさんは全速力で山道を駆け下りていった。

結局じいさんの身にはその後なにも起こらず、じいさんは二度とその山には行かなかったそうです。

読みにくくてスマソ

284: 名無しさん 2005/08/01(月) 13:22:01 ID:fdlui7WW0
ゆれる光

H県とS県(T県だったっけ?)の境目に、A山という山がある。
学生時代、その山を含む周辺の山を縦走したときの不思議な体験話でも。

メンバーは大学の先輩6人、新入部員でで縦走初参加の自分、他大学の学生
10人ぐらい。母校は女子大だけども、先輩たちは縦走を何度かこなしている。

他大学は共学だがメンバーは全員男性、新入部員3名もアウトドア経験は
結構あるという、私にとっては頼もしいメンバー。

スタートしてから最初のあたりは天候もよく、結構良いペースだった。

途中、先にキャンプ予定地を目指し、夕食の準備をしたり、キャンプを張ったりする
グループと、横に逸れてはいるが、キャンプ予定地に続く道のある山を登るグループに
別れ、私は後者のグループに入った。

予定では山頂に3時ごろ到着。30分ぐらい休憩を挟んでまだ明るいうちに下山することに
なっていたのだが、登山を始めたとたんに濃霧発生。

おかげで頂上に着いたときには、辺りはだいぶ薄暗くなってきていた。
明るいうちに下山しようと、休憩もそこそこに出発。だが、案の定すぐに明りなしでは
歩けないくらいにあたりは真っ暗になっていった。

道も、明りが照らすわずか先までしか見えない。
「……遭難?」
その言葉が頭に浮かんだとだった。


285: 名無しさん 2005/08/01(月) 13:22:56 ID:fdlui7WW0
「おい、アレ!!」
少し先に見えたのは何かの「光」
きっとキャンプを設置したグループの誰かが、あまりの遅さに心配して迎えにきてくれたのだろう。

安堵のため息をつき、さぁ、もう少しだとその光を目指して歩き始めようとした。

「行くな!!!」
他大学の先輩の声が響いた。

「……あの光、変じゃないか?」
よくよくその光を見れば、確かにおかしかった。左にゆれ、右にゆれたかと思えば、急に上下に
勢いよくゆれ始める。

明らかに、人間の持つ明りの動きをしていなかったのだ……。

その後、光を無視しながらなんとか無事に下山。
キャンプ地にたどり着いた。

光は、キャンプ地につくまで、まるで自分たちをどこかに呼ぶように、道を外れた斜め前を
漂っていたが、キャンプ地がある広場についたとたん、消えた。

292: 名無しさん 2005/08/01(月) 23:01:48 ID:Umy23vP/0
黒い雲

山好きが高じ、地質学者になった奴がいる。
ある時、彼は秘境だとか、奥地だとか言われる高原に向かって、
赤茶色の山腹に切られた道を車で走っていた。

山には草木がほとんど無く、埃っぽく、そのせいでやたらと
空が大きく、明るかったという。

その明るい谷間に、黒い雲のような塊が、こんもりと
浮かんでいるのに気付いた。

同行している地元の学者も、ほぼ同時に気付き、あわてて
車を停車させ、無線機にかじりついた。

黒い雲のような塊の周囲を鳥が飛び交い、その下の川は
魚が群れ、泡立ち、まるで川が煮え立っているようだった。
どうやら、鳥も魚もその黒い塊が目当てらしい。

無線機での交信を終えた学者が、その光景について説明した。

あの黒い塊は、虫なのだという。
まだ成虫ではなく、たいがい、成虫になる前にほぼ全滅するが、
正確に言えば、全滅させるという事らしい。

10年程度の間隔を置いて大発生し、鳥も魚も、ひたすらその虫を
食い続けるのだという。

そして、学者が無線機で交信していたのは地方行政府の役所で、
最終的に、彼の報告は陸軍の地方司令部に達する。

293: 名無しさん 2005/08/01(月) 23:02:45 ID:Umy23vP/0
鳥や魚が、その虫を夢中で食う理由について、学者は簡潔に答えた。
「あの虫、大人になると何でも食っちまうんだ」
あれが成虫になると、鳥も魚も無事では済まないらしい。
確かに、それなら必死になるかもしれない。

で、なぜ軍へ連絡を?
重ねて尋ねると、学者は、分からないのか?という顔をして
「何でも食っちまうからだ」
と答えた。

駆除しそこなうと?
まいったな、という顔で、学者は見渡す限りの茶色い山を指差し、
「何でも食っちまうんだよ」
村が全滅したこともあるという。

広い中国の一地方での話だ。

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引用元:http://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1121734649/