雲

124: 名無しさん 2006/03/11(土) 19:13:40 ID:dkmdAXLW0
アガザル

同級生の話。

彼は高校生の頃、帰宅途中に不気味な物を見たという。
田圃に挟まれた狭い路の上で、何か真っ赤な物がゆらゆらと踊っていた。
猿のようにも見えるが、顔がない。

どうやら頭の天辺から足の先まで、赤っぽい毛で覆われているようだ。
近よれずにいると、それは踊りながら田を横切り、じきに見えなくなった。

家に帰って家人に話してみると、お祖父さんの顔が険しくなった。
「アガザルが出おったか。こりゃ注意せんといけん」

アガザルとは赤猿が訛った言葉らしい。
その正体はわからないが、時折山から下りてくる化生の物なのだそうだ。
直接は人に悪さをしないが、そいつが出るとまず火事が起こるのだと。

確かにその数日後、村のある家屋が不審火で焼け落ちたという。
「俺が見た奴が本当に、火に関係あるのかどうかわからないけどな」
彼はそう言って、話を締めくくった。

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132: 名無しさん 2006/03/11(土) 22:34:11 ID:um3PW74n0
>>124
私の知り合いの田舎では、「赤猫」って化け物が出ていたそうで。
もしや似たような存在だったりして?

125: 名無しさん 2006/03/11(土) 19:15:06 ID:dkmdAXLW0
大きな顔

先輩の話。

山行中に雨に降られ、大きな木の下で雨宿りすることにした。
先客が一人居り、身体を拭きながら四方山話をしていたのだという。

と、背後よりいきなり声がかけられた。
「儂も雨宿りさせてくれんかの」
どうぞと振り向いた彼の前に、とんでもなく大きな顔が突き出された。

彼の背丈よりまだ大きい、皺だらけの老婆の顔。
それだけが暗い雨の中、でんと地面の上にそびえている。

うひゃぁ!と奇声を上げたると、大顔は驚いたような表情をして消えた。
「今の見た?何アレ!?」と先客に問いかけたのだが。

「・・・君、今誰と話してた?」そう逆に問い返された。
思いっ切り訝しげな表情をしている。
その後の会話は、まったく弾まなかったそうだ。

126: 名無しさん 2006/03/11(土) 19:19:16 ID:dkmdAXLW0
中学生くらいの女の子

知り合いの話。

山道を歩いていると、後ろからザリッザリッと砂利を踏む音が聞こえてきた。
振り向くと、中学生くらいの女の子が一人、彼の後からついて来る。

ちょっと見たことのない、変わった格好をしていたらしい。
立ち止まった彼の真横まで来ると、ピタッと足を止める。
こんにちはと話し掛けてみたが、相手は口を開かない。

ちょっと不安になったが、それでもあれやこれやと話を振ってみた。
まったく反応がない。ただ彼のことを、じっと見つめているだけ。

そのうち、彼はあることに気がついて背筋が寒くなった。
別れの言葉を口にして、足早にそこを後にする。
ついて来ないで、という願いを踏みにじるように、足音は彼の後について来た。

走り出したくなる思いを必死で我慢し、振り向かずに歩を進める。
どのくらい歩き続けただろう。夕刻になる頃、足音は聞こえなくなった。
その後は何も変わったことはなく、平穏に下山できたという。

 参ったよ。あの娘、結構長いこと俺の横に居たんだけど・・・
 瞬きをしなかったんだ。ただの一度も。

それだけのことだけど、凄く怖かった。そう言って、彼は溜め息をついた。

139: 名無しさん 2006/03/12(日) 13:55:53 ID:t5OTfntQ0
>>126
(´;゚;ё;゚;)ハァハァ

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引用元:http://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1141220480/

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