月

878: 名無しさん 04/12/11 21:19:42 ID:ZIOT4SlS
テントの外を歩く音

すまんが流れをブッタ斬って漏れの話。

高校の頃、夏休みに友人達とあちこちで違法キャンプしていた。
んで、ある山(一応スキー場が近いので伏せる)の河原でキャンプをした
夜のこと。

みんなで結構遅くまで騒いでいたが、さすがに2時頃にはぐっすりだった。
普段朝まで目が覚めない俺なのに、まだ暗いうちにふと目が覚めた。

テントの外から河原のジャリを踏む音が聞こえたからだった。
「ああ、だれかションベンか・・・」と思って寝ようとしたが、テントの中には
全員そろっていた。

「あれ・・・?」思わず声にだしてしまうと、みんな寝袋に入ったままこちらを見た。

小声で言うには、なんでもしばらく前から誰かがテントの周りを歩いているそうだ。
怖くてみんな固まっていたらしい。俺が起きたのは一番最後だった。

ここは民家などからかなり離れていて、しかも外は漆黒の闇。
明かりはテント内につるした懐中電灯の薄暗い明かりのみだった。

「熊か?」「いや、ぜったいブーツの音だ!」「外真っ暗なのに??」など
俺達はパニックになりながらジャリを踏む音がやんでくれるのを祈った。

だが、一向にやむ気配無し。
俺達の精神状態も恐怖であぶなくなってきた。

どうやら相手は一人(?)らしい。怖いが全員で出て行って何が起こっているか
確かめようという事になった。

ありったけの明かりをつけながら「ワーッ!!」っと外へ飛び出すと、そこには誰もいない。
飛び出す直前まで踏みしめる音が聞こえるにもかかわらず。

俺達はみんなであちこちに光を向けながら何者かを探ったが、なんの手がかりも無い。

しばらくは大きな音を立てたり叫んだり(熊対策)していたが、あっけないほど
何も無いので不思議に思いながらも寝ることにした。

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879: 名無しさん 04/12/11 21:22:09 ID:ZIOT4SlS
それから
やっと寝れる・・・という頃、ザッザッとまた河原の石を踏みしめる音が。

一発でみんな目が覚める。熊じゃないか?と思いこもうとしていたが、
あらためて聞くとやはりブーツで踏みしめるようにしか聞こえない。

しかも二本足なのは確実だ。
またもや「こぇぇ~~」とか思いながらも、全員でテント外へ特攻。
しかし、やはり何も見つけることはできなかった。

こんな事が計3回ありました。

みんな何も見つからずに不満そうでしたが(俺も)、今考えるとあの時、
何かを見てしまったらどうなったであろうと思うとちょっと震えがきます。
オチなくてスマソ

880: 名無しさん 04/12/11 21:46:23 ID:MzTFlg1m
通称「河原の幽霊」
河原ならどこででも出ます。
普通です

759: 名無しさん 05/01/26 23:29:29 ID:fZ9uf7yX0


同僚の話。

一年に何度か、地の山の草刈りを近所皆でおこなうのだという。
親戚のお婆さんと一緒に鎌を振るっていると。

いきなり、お婆さんの目の前に蛇が鎌首をもたげた。蝮だ。
緊張する彼を尻目に、お婆さんはすぐさまチョン!と蛇の首を刎ねてしまった。

のたうつ細長い体をつかんで投げ棄てながら、目を丸くしている彼に向かって
お婆さんが言った。

「昔ね、躊躇って中途半端に蛇を傷つけた人がいるのサ。
 そうしたらね、その人の子供の首に、日に日にぱっくりと傷が開いてきた。
 どんな薬でも治らずに、ふとその蛇のことを思い出して供養してみたところ、
 あっと言う間に治ったんだと。
 だからね、変に恨みとか持たれないよう、スパッと行っちゃう方が良いのサ。
 蛇には何とも可哀想なことだけどね」

お婆さんが続けて言うには、蛇が祟るのは総じて気が弱い人間なのだそうだ。
「あいつら本当は弱いからね」
どうか僕の前には蛇が出ませんように。そう祈りながら草刈りを続けたという。

763: 名無しさん 05/01/26 23:35:29 ID:+8OaU/Pr0
雷鳥さんこんばんわ
 婆さん強いなw蛇の祟りの話はたいてい凄惨なものだと思ってましたが・・・・
人間側次第ですな

765: 名無しさん 05/01/26 23:50:36 ID:fZ9uf7yX0
>>763
どこかで聞いた伝承話なのですが・・・。

村の悪童たちが蛇をイジメ殺してしまったのだと。
それを知った村長さんは、祟りが無ければいいがと一人心配する。
しかし、実際に蛇が祟ったのは、村長さんただ一人だった・・・と。

要は気の持ち様で、不運な出来事を祟りと思い込むこともあるの
でしょう。

逆に生き物をイジメ殺すほど鈍感な感性の主には、祟りがあっても
それと気がつかなかったのかも(失礼な言い方ですが)。

蛇っていうのは、実際自然界のヒエラルキーからすれば下の方かも
しれませんね。

蛇を食べる動物って結構多いですし。
大体が毒を持つ動物っていうのは、他に身を守る術が無いから、
っていう話も聞きます。

蛇が祟るっているのは、人がその気持ち悪い体形状から勝手に
創り上げたイメージなのかもしれません。

脱皮することから再生のイメージも持たれ、そのため世界各地の
神話では創物主的な神であることも多いんですが。

蛇にとっては、それこそ傍迷惑な話なんでしょうね。

804: 名無しさん 05/01/28 00:13:43 ID:ysFcbP0S0
チェーンソーの音

アメリカで聞いた話。

その人は国立の森林公園で働いているのだそうだ。
仕事で森の中に篭もっている時のこと。

寝ていると、いきなり近くで爆音が響いた。
慌てて飛び起きテントの外を窺ってみたが、闇が広がるばかりで何も見えない。

音はすぐ聞こえなくなったが、間違いなくチェーンソーの音だったという。

どうにも落ち着かなくなり、結局それ以降は眠れず朝を迎えてしまった。
同僚と落ち合ってからこの話をすると「眠らなくてよかったなぁ」とホッとした
顔で言われた。

気になって仕方がなかったが、それ以上は言葉を濁されてしまったという。
闇に沈む森でチェーンソーを駆っていた者は、一体誰だったのだろうか。

807: 名無しさん 05/01/28 00:54:40 ID:ylp0eu8h0
>>804
「悪魔のいけにえ」や「13日の金曜日」シリーズを思わせる話ですね。

昔、林業機械展示会の一角に小さなブースが設けられていて、
そこに、バイクのチャンバーを付けたチェーンソーが置いてありました。

主のアメリカ人がエンジンをかけると、通常の5倍くらいの爆音が!
彼に開発秘話を聞いたところ、パーツを組み終わって夜中にエンジンをかけたら、
さすがのアメリカでも近隣から苦情がきたそうです。

この話を読んで、その時の彼の悪戯っぽい笑みを思い出しました。

828: 名無しさん 05/01/28 23:56:27 ID:ysFcbP0S0
>>807
毎度デス。このエピソード、アメリカっぽくて好きだなぁw
しかし「悪魔のいけにえ」って・・・怖すぎ!
今だに私のトラウマになっています。

812: 名無しさん 05/01/28 13:33:04 ID:vE1JBOog0
木を斧で切っているような音のラップ音があるっていうけど、
現代アメリカのラップ音がチェインソー音だったりしたらイヤ

828: 名無しさん 05/01/28 23:56:27 ID:ysFcbP0S0
>>812
そーですね。現代アメリカ版の天狗倒しとでも呼ぶ怪なのかも。
でも、いざ自分がそんな目にあったとしたら、やっぱり眠れないよなぁ。

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引用元:http://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1105610395/

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