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423: 名無しさん 2006/03/28(火) 21:35:06 ID:vQojojxi0
マネキンの頭

友人の話。

彼の家の近くの山には、広い薄野原がある。
秋に薄の穂が風に揺れている風景、それを見るのが好きなのだそうだ。
しかしそこで、一度だけ嫌な思いをしたことがあるらしい。

ある年、彼が薄野原の中をのんびり歩いていた時のこと。
横手からガサリ!と音がして、穂が作る波の上に何かが突き出された。
ざんばら髮、土色の肌。間違いなく人の生首。

ギョッとしたのも一瞬、すぐに正体に気がつく。
マネキンの頭だ。
誰かが棒の先に人形の頭部をくっ付けて、それを薄の間から現したのだ。
こんな趣味の悪いことをする奴ァ一体誰だ?
気の強い彼は腹を立て、首の出ている場所に向かって走り出した。

到達する寸前に、ササッと首は引っ込められた。
見当を付けた辺りを探し回ったが、悪戯を仕掛けた人間は見つからない。
諦めて歩き出すと、背後からまたガサリと音がする。
あの首が、高みから彼を見つめていた。
全速力で追いかけてみたが、目前でやはり薄の中へ姿を消す。

そんな追いかけっこが、何回かくり返されたという。



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424: 名無しさん 2006/03/28(火) 21:36:57 ID:vQojojxi0
(続き)
その内、嫌なことに気がついた。
首が突き出される場所までの距離が、少しずつ彼に近づいて来ている。
マネキンの表情が段々詳しく見えるようになっているのがその証だ。
そして現れる度に、首には黒い筋が増えていた。
今ははっきり見える。傷だ。何か鋭い物で引っ掻いて削ったような。

何故なのか理由はわからないが、彼をからかっている者は、首を隠す度に
その首に切りつけている。
それに思い至った途端、怒りよりも気味悪さが勝ったらしい。
もうこれ以上は関わらずに、即行帰ることにした。

ガサリという音は完全に無視して、野原を突っ切る。
入口の山道、車を停めた辺りまで足を運ぶと、いきなり何かが飛んで来た。
彼と車の間に落ちてくる。
ズタズタに刻まれた、マネキンの頭部。
さっきまであった両目が、綺麗に抉られていた。

走り出したくなるのを押さえて、ゆっくりと首を迂回した。
そのまま車に乗り込むと、すぐさま発進させて山を下りる。
バックミラーに移る薄野原には、誰の姿も見えなかった。

流石にその年は、もうそこには出かけなかったそうだ。
まったく、変質者があんな山奥まで出張ってくるなよな。
彼はそうぼやいていた。

467: 名無しさん 2006/03/30(木) 06:22:51 ID:8aEEQ6/A0
怪異

親父から聞いた話です

昔四国石鎚山麓にあるおいのかわ(漢字不明)というところでよく怪異に出くわしたと話してくれました
その場所はほとんど人が立ち入らず、渓流釣りにはもってこいの場所だそうで
ごくごくわずかな友人と場所を共有していたそうです

やっと車が通れる道から徒歩30分ぐらいの位置にある川を上りながら釣りをしていると
よくシャリンシャリン、と鈴の音がついて回ってくるそうです
特に変なものが見えたり道に迷ったりするわけじゃないのですがずっとその音がついてきます

釣った魚を持って帰ろうとしても、おいてけーとか聞こえるわけでもないしその魚食べても知る限り祟りとか
はありませんでした

どーも石鎚で頑張ってた修験者でもボケてでてきたのかなーと話してた
また、その場所への獣道では他にも妙なものをよく見かけたそうです
明らかに場違いな格好をした女性とコンニチハしたり(険しい山道でハイヒールとワンピースだった)

いかつい胴着を着た青年が居たり(単なる山篭りか?)石工の集団に出くわしたりと明らかにオカシイ場所だそうです
最後に石の上に座った気味の悪い老人を見かけてから10年以上足を踏み入れてないそうな

頻繁に怪異に出くわす場所というものが身近にあるとは思わなかったので近いうちに突撃してみたいのですが
やっぱり変なもの貰って帰る可能性はあるのかなーぁとちょっと心配している根性のないぼく

497: 名無しさん 2006/03/31(金) 09:16:42 ID:salHnYm6O
狐の嫁入り

子供の頃山の中に住んでた。家は山の斜面で谷を挟み反対側の山には過疎が進み誰も住んでない部落が見え、はるか遠く東には富士山が圧倒的な存在感でそびえている。

ある夏の夜遅く、母親に起こされた。向かいの山を見ろという。眠い目を擦りながら言うとおりにした。夜空には無数の星と眩しいほどの月。濃いブルーの静かな世界が神秘的だった。

暗闇に目が慣れてきた。すると、向かいの山の中腹に弱い光を見つけた。一つではない。10ほどの光の列がゆっくり動いている。時折木の影に隠れチラチラと…。人が歩く早さぐらいに見えた。

498: 名無しさん 2006/03/31(金) 09:18:54 ID:salHnYm6O
「何…あれ?」声をひそめて聞く。「狐の嫁入りだよ。」と教えてくれた。母親は随分前から見ていたようだ。
人が通る道なんかないことは知っていた。変わった山歩きが趣味でもまさかこんな夜中に歩く人はいないだろう。やがて、一つまた一つと光が消えていく。不思議なもんだなと光が消えるまで母親と眺めていた。

今は町に下り、あれほどの静寂さはまず体験出来ない。月夜の山は本当に神や天狗の存在を感じさせる。山に泊まる機会があったらぜひ、そっと外を覗いてみてください。不思議なものが見られるかも。

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出典:http://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1141220480/

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