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    オオカミ

    絶滅したニホンオオカミが山の中で生きていた!?

    1: 名無しさん 2019/12/14(土) 17:57:43.02 ● BE:547841423-PLT(25252)
    山口敏太郎のUMA図鑑

    日本オオカミ

    絶滅したニホンオオカミ

     未確認生物とされるものの中には、既に絶滅したとみられている生物の目撃証言も該当する。この連載でも紹介させていただいたが、シベリアの「マンモス」やオーストラリアの「タスマニアタイガー(フクロオオカミ)」、そして我が国の「ニホンオオカミ」がそうだ。

     ニホンオオカミは体長95~114センチ、尾長30センチ、体高55~60センチで他のオオカミに比べて手足や耳が短いという特徴がある。そのため、大陸のオオカミや犬とは遺伝的に異なる系統にあたるという見解も存在している。

     日本に生息していた猛獣の一つであり、昔から脅威とみなされる一方で「お犬様」「大口の真神(まかみ)」と言われて信仰の対象にもなっていた。

     そんなニホンオオカミが絶滅したのは狂犬病や犬ジステンパーなどの伝染病に加え、明治期以降に駆除で個体数が減り、開発で生息域が狭くなっていったことなどが複合的に組み合わさったと考えられている。そして、1905年に奈良・鷲家口で猟師に捕獲されたものを最後に絶滅したとされている。もしくは1910年に福井県で捕獲されたものを最後とする説もある。

     しかし、現に絶滅したと思われる1910年以降もニホンオオカミによく似たオオカミの目撃証言やオオカミらしき生物の遠ぼえを聞いたという話は広く伝わっており、個人や団体を含めた多くの人々が生存の可能性を信じて日夜調査を行っている。

     例えば、1968年9月に動物研究家が奈良県の大峯山脈でニホンオオカミの糞と体毛を発見。同12月には足跡も発見されている。翌年にはその咆哮が確認され、写真撮影にも成功している。

     また近年では2014年11月26日に埼玉県秩父市の鍾乳洞からニホンオオカミのものらしき歯が発見された。ここ数年でも山林の動物の様子を記録するトレイルカメラにオオカミらしき生物の姿が捉えられたり、この地域に生息するどの生物とも違う遠ぼえが動画に記録されてもいる。


     また、筆者・山口敏太郎のユーチューブチャンネルの視聴者からも目撃証言が寄せられている。

     その人物によると、3年ほど前に奈良県吉野郡天川村をバイクでツーリング中、林道からオオカミらしき生物が出てきたのを目撃した。その生物は口が大きく、背中は盛り上がっていて猫背気味。しっぽがふさふさで、甲斐犬のような体色をしていたという。詳しい証言は筆者のユーチューブチャンネルをぜひ一聴していただきたい。

     今も深い山の中でオオカミたちは生き残っているのだろうか。
    ソース
    https://www.tokyo-sports.co.jp/column/yamaguchi/1657035/

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    彡(^)(^)「絶滅したニホンオオカミってイケメンなんやろなぁ…w」

    日本オオカミ

    1: 名無しさん 2019/11/27(水) 10:00:51.95 ID:kCZvk0+v0

    1




    2: 名無しさん 2019/11/27(水) 10:01:09.50 ID:f0M7VD1dM
    犬やろ

    8: 名無しさん 2019/11/27(水) 10:03:01.39 ID:xt+/DeQF0
    めちゃかわヨ
    こりゃ弱そうだし淘汰されるわ

    27: 名無しさん 2019/11/27(水) 10:06:13.09 ID:2nM+YLCq0
    >>8
    これ子供の剥製ちゃうんかな
    成獣ならさすがにもっと強そうやろ

    10: 名無しさん 2019/11/27(水) 10:03:29.86 ID:PeoW8TN/M
    絶滅もやむなし

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    米でのオオカミ再導入で生態系を取り戻した事例紹介 阿南でフォーラム オオカミを日本の山に放つ意義について考える

    1: 名無しさん 2019/11/02(土) 07:52:20.70 ID:p61OKBko9
    オオカミ

     シカやイノシシといった有害鳥獣の増加に歯止めをかけて生態系を守るため、オオカミを日本の山に放つ意義について考える
    「日米オオカミふぉーらむ2019」(日本オオカミ協会四国支部主催)が、阿南市橘町の橘公民館であり、住民ら約40人が参加した。

     米イエローストーン国立公園公認ガイドのスティーブ・ブラウン氏が、オオカミの再導入で生態系を取り戻した公園の取り組みを紹介。
    「オオカミを入れることでキツネや野鳥が増えた。観光客が増えるなど経済効果もある」とメリットを語った。


    https://www.topics.or.jp/articles/-/277080

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    【絶滅した日本狼】民家で発見! 貴重なニホンオオカミ 魔除のためか

    1: 名無しさん 2019/09/08(日) 14:42:37.09 ID:RsBlis139
    ニホンオオカミ

     この度、明治時代に絶滅したニホンオオカミの頭が徳島県の民家の神棚から発見された。
    リフォーム工事に携わっていた石井町の大工、高木さんが、神棚の奥にしまわれていた動物の頭骨を発見、家主から了承を得て県立博物館に持ち込み鑑定してもらった所、なんと「ニホンオオカミの可能性が高い」との鑑定結果が出たのだ。

     ニホンオオカミの頭骨は希少性が高いという。
    頭骨が発見された家主の方は、頭骨を寄託される事を決めたそうだ。

     頭骨の概要は、鼻の先から頭の後ろまでが約23cm・顔の横幅が約13cm・下顎から頭頂部までが約12cm。
    歯が2本外れている以外に目立った損傷は無く、保存状態は良好。
    さらに、上顎や目の部位には、なんと皮膚も残っている。

     高木さんによると、頭骨はリフォーム工事先の民家で4月に発見し、家主の許可を得た上で元請の業者が持ち帰り倉庫で丁重に保管していた。

     高木さんは、祖父から幼少時代に「狼の頭骨を魔除として祀る風習があった」と聞いていた事から、今月に入り博物館に持ち込んだとの事である。
    高木さんは、「絶滅しているのに良い状態で残っていたのは奇跡だ」と話している。

     寄託された県立博物館の副館長、長谷川賢二 氏は、このように述べられた。
    「過去には頭骨を祀る信仰が県内であった事を示す古文書付きの頭骨が寄贈された事が有り、今回の頭骨も信仰に関係があるだろう。
    資料が乏しく断定できないが、箱にしまって大事にしていた様子から、魔除の可能性がある」と述べられた。


    ~~~ニホンオオカミ~~~

    ニホンオオカミ(日本狼、学名Canis lupus hodophilax)は、日本の本州、四国、九州に生息していたオオカミの1亜種。
    あるいはCanis属のhodophilax種。20世紀初頭に絶滅したというのが定説である。

    1905年(明治38年)1月23日に、奈良県吉野郡小川村鷲家口(現:東吉野村鷲家口)で捕獲された若いオス(後に標本となり現存する)が確実な最後の生息情報である。
    体長95 - 114センチメートル、尾長約30センチメートル、肩高約55センチメートル、体重推定15キログラムが定説となっている(剥製より)。

    他の地域のオオカミよりも小さく中型日本犬ほどだが、中型日本犬より脚は長く脚力も強かったと言われている。
    尾は背側に湾曲し、先が丸まっている。吻は短く、日本犬のような段はない。
    耳が短いのも特徴の一つ。周囲の環境に溶け込みやすいよう、夏と冬で毛色が変化した。

    【参照元:徳島新聞】‐参照元に画像有り(※生々しいです)
    https://www.topics.or.jp/articles/253765

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    オオカミの多彩な食生活、研究者も驚く…高い知能と文化をもつ可能性

    1: 名無しさん 2019/07/11(木) 19:32:36.29 ID:ZvLpvkm79
    オオカミ

    ■動画:Wolves Catching and Eating Fish: First-Ever Video | Nat Geo Wild
    https://youtu.be/7QpjRX6rEGQ



    ■魚を捕り、ビーバーを待ち伏せ、夏はブルーベリーも、高い知能と文化をもつ可能性

    米国ミネソタ州、ボエジャーズ国立公園の森の中の静かな湿地帯。生物学者のトム・ゲーブル氏は、ある「殺し」を調査していた。手がかりは血に染まった葉、毛束、骨の破片。被害者は、アメリカビーバーだ。

     犯人は、体重34.5キログラムのオスのハイイロオオカミ(Canis lupus)。年齢は推定5歳、ゲーブル氏が「V074」と呼ぶ個体だ。

    「このオオカミは最近、ビーバーを殺しまくっているんです」と、格闘の最中に折れたらしい枝を調べながらゲーブル氏が言う。「この春すでに、少なくとも4匹殺しています」

    ■オオカミ調査プロジェクト

     ミネソタ大学の博士課程にいるゲーブル氏は、何カ月にもわたってV074を追跡している。昨秋捕獲され、GPS発信器付きの首輪を取り付けられた個体だ。このオオカミが1カ所に20分以上とどまっていると、ゲーブル氏の元にアラートが届くようになっている。つまり、狩りに成功した可能性が高い時だ。

     あちこちに残されたビーバーの死体の痕跡と、首輪から送られてきたGPSデータを使って、ゲーブル氏は狩りの様子を再現する。どうやら、オオカミはまず、湿地に隠れてじっと待っていたようだ。ビーバーがダムのメンテナンスに向かう途中で、オオカミは飛び出して襲いかかり、短いもみ合いの末に獲物を圧して、トウヒ林の中で骨から毛皮まで食べ尽くした。

     狩りをするハイイロオオカミの姿を思い描いてほしい。恐らく、ヘラジカを追って谷を駆け抜ける群れを想像するのではないだろうか。ビーバーを待ち伏せして沼に潜む、一匹オオカミではなく。しかし、「ボエジャーズウルフプロジェクト」という調査プロジェクトによってこの7年間で明らかになったのは、この地域のオオカミたちが驚くほど多様な食性を持っているということだ。(参考記事:「カナダ西海岸 海辺のオオカミ」)

     ゲーブル氏らはオオカミがハクチョウやカワウソ、魚のほか、ブルーベリーまで食べていることを発見した。さらに、オオカミは獲物をただ追いかけるだけでなく、多彩な狩りの戦術を駆使していることもわかった。そのうちのいくつかは、高度な認知能力に加えて、文化の存在さえも示唆している可能性がある。

    「オオカミの行動パターンは、多くの人が考えていたよりもずっと柔軟なものだということがわかってきました」とゲーブル氏は話す。「おかげで、いかにして彼らが北半球で広く繁栄してきたか、新しい理解が得られてきています」

    ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/062500368/

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    【岩手】ニホンオオカミ駆除の文書を大槌の旧家で発見! 専門家「絶滅への道筋をたどる貴重な証拠」

    1: 名無しさん 2019/06/30(日) 11:03:44.73 ID:BXxuNhXq9
    ニホンオオカミ

    オオカミ駆除の文書発見 絶滅への道筋物語る 岩手・大槌の旧家

     ニホンオオカミを駆除するために岩手県内の農家から集めた分担金の受領証が、岩手県大槌町の旧家で見つかった。ニホンオオカミは1905年、奈良県で捕獲されたのが最後の確認例とされる。受領証の日付は「明治16(1883)年2月13日」で、専門家は「絶滅への道筋をたどる貴重な証拠」と話している。

     受領証が残っていたのは、大槌町金沢(かねざわ)地区の和牛繁殖農家佐々木義男さん(64)方。父の遺品から明治期の古文書が見つかり、町内の郷土史家花石公夫さん(82)に解読を依頼して判明した。

     佐々木さんの高祖父が当時の金沢村に3厘を納めたことを証明する村発行の文書で「十三年度狼獣(ろうじゅう)殺獲手当金」と記されていた。

     ニホンオオカミの生態史に詳しい宮古市のノンフィクション作家遠藤公男さん(86)によると、岩手県は明治8~13年度、猟師らに支払う報労金制度を設けてオオカミの駆除を奨励。報労金は牛馬飼育者が負担すると定めていた。

     遠藤さんは「実際に報労金が徴収されていたことを裏付ける証拠。この種の書類は北上市で1点確認されているだけで大変貴重だ。こうした制度によってニホンオオカミは絶滅に追い込まれた」と説明する。

     金沢地区は、肉を漬けたとされる「狼酒(おおかみざけ)」、牛馬が襲われないよう祈願する「狼祭り」などオオカミにまつわる が近年まで残っていた。

     金沢地区で古文書の調査を続ける花石さんは「伝承はあったが、文字での記録は初めてで驚いた。当時の行政の仕組みも垣間見えて興味は尽きない」と語る。

     古文書を見つけた佐々木さんは「昔はオオカミがいたと聞かされても現実感がなかったが、百数十年前は生活のすぐそばにいたと実感できた」と話した。

    発見された古文書。「一金 三厘 十三年度狼獣殺獲手当金 右正ニ請取候也」と読み取れる(河北新報)
     
    発見された古文書

    https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/region/kahoku-01_20190628_33010.html
    2019/06/28 10:03河北新報

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    ワイ「絶滅したニホンオオカミって名前からしてイケメンなんやろなぁ…w」

    北山月

    1: 名無しさん 2019/06/19(水) 21:00:00.05 ID:sGudsoNy0
    ニホンオオカミ
    出典:スパ

    4: 名無しさん 2019/06/19(水) 21:00:33.18 ID:W20JF3wE0
    ニホンオオカミーヌ

    7: 名無しさん 2019/06/19(水) 21:00:51.10 ID:/Z3LjCaZ0
    ハスキーみたいなイメージやった

    8: 名無しさん 2019/06/19(水) 21:00:59.54 ID:1qswxHFx0

    12: 名無しさん 2019/06/19(水) 21:01:21.05 ID:VyUj5AB70
    剥製の出来が悪いだけだから

    27: 名無しさん 2019/06/19(水) 21:02:36.85 ID:AQjDbQWkp
    これは剥製作った奴の腕の問題や
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    【バングラデシュ】撲殺されたオオカミ、80年ぶりに確認された希少種だった

    1: 名無しさん 2019/06/18(火) 01:18:13.53 ID:Vwik7kG19
    シュンドルボン

    バングラデシュで撲殺されたオオカミ、80年ぶりに確認された希少種だった
    2019年6月17日 12:54 
    発信地:ダッカ/バングラデシュ [ バングラデシュ アジア・オセアニア ]

    【6月17日 AFP】バングラデシュで家畜を襲い住民に撲殺されたオオカミが、国内で80年ぶりに確認された希少種インドオオカミだったことが分かった。国際自然保護連合(IUCN)が16日、明らかにした。

     インドオオカミが殺されたのはバングラデシュとインドにまたがる世界最大のマングローブ林が広がる自然保護区シュンドルボン(Sundarbans)近郊の町。IUCNによると、バングラデシュで最後にインドオオカミが確認されたのは1949年だという。

     地元当局者もAFPに対し、「画像から殺されたのがインドオオカミであることを確認した」と認めた。同当局者によるとインドオオカミは飼育されているものも含めてインド国内に3000頭ほど生息しているが、バングラデシュ北部および北西部では1940年代に姿を消したという。

     バングラデシュではシマハイエナやバラシンガジカ、ブラックバックといった野生動物が過去数十年で姿を消している。(c)AFP

    https://www.afpbb.com/articles/-/3230300?act=all

    マングローブ林が広がる自然保護区シュンドルボン近郊のバングラデシュの町で殺されたインドオオカミ(2019年6月9日撮影)。(c)AFP PHOTO / Barguna District Administrator’s Office

    【※】
    https://livedoor.blogimg.jp/tozanch/imgs/9/f/9f8c4615.jpg

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    4万年前のオオカミ、切断された頭部をシベリアで発見! 毛皮や歯も残る←地球温暖化で同様の発見が増えている

    1: 名無しさん 2019/06/13(木) 07:35:35.62 ID:CAP_USER
    氷

    4万年前のオオカミ、切断された頭部をシベリアで発見 毛皮や歯も残る
    https://www.cnn.co.jp/fringe/35138340.html
    2019.06.12 Wed posted at 09:57 JST
    CNN.CO.JP

     画像:オオカミの頭部が永久凍土の中から発見された/Albert Protopopov

    オオカミの頭部

     (CNN) シベリア東部の永久凍土の中から、4万年前のオオカミの頭部が発見された。頭部は切断された状態で、永久凍土の中で保存され、歯や毛皮も完全な状態で残っていた。

     オオカミの頭はサハ共和国の河川敷で、マンモスの象牙を探していた地元住民が発見し、同共和国のマンモス研究施設に持ち込んだ。

     同研究所の専門家によると、オオカミの子どもの凍結した死骸はこれまでにも発掘されたことがあるが、成体のオオカミの頭部が見つかったのは初めて。
     「古代のオオカミの頭が見つかったのは今回が初めてだった。軟組織は4万年たった今も保全されていた。オオカミは成体だった」と話している。

     研究チームは脳と頭蓋骨(ずがいこつ)内部のデジタルモデルを作成してさらに詳しく調べる意向。オオカミのDNAはスウェーデンのストックホルムで解析する。

     サハ共和国の凍土からは、絶滅種のホラアナライオンの赤ちゃんも保存された状態で発見され、調査が進められている。

     同地では地球温暖化で凍土が解け、今回のような発見が増えている。4月には4万2000年前の凍土で見つかった子馬の死骸から、液体の血液と尿が見つかっていた。

     2016年にはロシアの研究チームが、シベリア西部で広がった炭疽菌(たんそきん)の流行について、75年前に死んだトナカイの死骸が解けて感染源になったと指摘していた。

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    【奈良】やっぱりニホンオオカミ…大淀町教委所蔵の頭骨 DNA分析で確認 明治期に民家に入って殺されたオオカミ

    1: 名無しさん 2019/05/29(水) 10:57:56.94 ID:Lhrs328q9
    オオカミの頭蓋骨

    やっぱりニホンオオカミの骨でした――。明治期に奈良県上北山村の民家で殺され、現在大淀町教委が所蔵しているオオカミの頭骨をDNA分析した結果、ニホンオオカミの骨と確認された。これまでも骨の形態から犬と区別され、ニホンオオカミとされてきたが、最新科学でも裏付けられた。同町教委は骨の来歴調査を進める予定で、「これを機に吉野地域にオオカミブームを起こしたい」と話す。【萱原健一】

     ニホンオオカミは1905年に東吉野村鷲家口(現小川)で確認されたのが最後とされ、剥製は国内では和歌山大などの3体だけが残る。

     DNA分析した頭骨は、明治期に上北山村天ケ瀬(現西原)の民家に入って殺されたオオカミで、「吉野熊野国立公園の父」と呼ばれた大淀町出身の岸田日出男さん(1890~1959年)が戦前に譲り受けた。前額部からのなだらかな鼻筋などの形態から、1990年に京大の研究者がニホンオオカミと鑑定していた。

     今回分析したのは、これまでもオオカミと犬のDNAの比較分析をしてきた石黒直隆・岐阜大名誉教授。頭骨から骨粉を採取し、ミトコンドリアDNAを分析した結果、塩基配列がニホンオオカミの特徴を示したという。「さらに詳細なゲノム解析を進めるが、結果は間違いない」と話す。

     大淀町教委の松田度(わたる)学芸員は分析結果に「これで一段落」。今後、3Dスキャンで頭骨の複製を作るなど後の研究に役立つ基礎データを集めるほか、岸田さんが頭骨を譲り受けた家の子孫などから、当時の経緯などを丹念に聞き取りし、骨の来歴を残していくという。

    毎日新聞2019年5月29日 09時45分(最終更新 5月29日 10時28分)
    https://mainichi.jp/articles/20190529/k00/00m/040/036000c

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