18


1: 底名無し沼さん 投稿日:2011/02/05(土) 20:39:40
神々の山嶺はお勧めしない

ミステリー?パートとつまらない恋話が蛇足

19

252: 底名無し沼さん 投稿日:2013/02/01(金) 17:37:27.14
>>1
同意すぎる

5: 底名無し沼さん 投稿日:2011/02/05(土) 20:56:16
良スレ乙!

と言いたいところだけど、
新田次郎先生の「剱岳」でスレ終了!

って感じ。

20

7: 底名無し沼さん 投稿日:2011/02/05(土) 21:09:04
井上靖「星と祭」
井上靖と言えば普通「氷壁」だろうが、「星と祭」のヒマラヤトレッキングの淡々とした描写は秀逸。

21
関連記事
【※ネタバレ注意】山岳小説家新田次郎について: 山岳を舞台にしているという点では山岳小説だが、冒険小説ではなくサラリーマン読本。

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16: 底名無し沼さん 投稿日:2011/02/11(金) 10:26:11
風雪のビバーグ

この世で一番美しい遺書であろう
たった5~6ページの遭難手記だが
究極の文学作品に昇華している

幻想的な吹雪の情景を想像しながら読むことを勧める

22

17: 底名無し沼さん 投稿日:2011/02/11(金) 18:35:10
幻想的な吹雪とか、いかにも山やらない脳内が軽々しく口にしそうな言葉だな

19: 底名無し沼さん 投稿日:2011/02/11(金) 22:16:44
山岳小説とは言えないかもしれないが「高熱隧道」

1

21: 底名無し沼さん 投稿日:2011/02/13(日) 08:08:53
ボブ・ラングレー 『北壁の死闘』

不覚にもラストで泣いてしまった。

2

33: 底名無し沼さん 投稿日:2011/03/20(日) 19:49:54.40
山岳小説なら北壁の死闘かな。文句なしにおもしろかった!最初登場人物名が外人だから混乱した。

山岳本ってノンフィクションがのが多い気がする。
谷甲州すごい読みたいが絶版が多くて残念。古本探すかー

53: 底名無し沼さん 投稿日:2011/06/17(金) 22:49:09.64
>>21>>33
『北壁の死闘』をブックオフで見つけ、
まるで映画を観ているような感覚で一気に読んでしまいました。

描写が具体的で緊迫感が伝わっておもしろいですし、
なによりエピローグがよかった。
おすすめです

22: 底名無し沼さん 投稿日:2011/02/13(日) 09:34:57
中里介山「大菩薩峠」

3

23: 底名無し沼さん 投稿日:2011/02/13(日) 22:05:23
笹本良平「還るべき場所」

4

24: 底名無し沼さん 投稿日:2011/02/13(日) 22:24:24
結構あるのな

有名すぎるが上がってないので「孤高の人」

でも、漫画版は駄目。
絵は超綺麗だけど登場人物に駄目人間が多すぎるのと
使い棄てがひどすぎる。

5

26: 底名無し沼さん 投稿日:2011/02/14(月) 01:38:08
ルポになるけど沢木耕太郎の「凍」。

6

読み物としての求心力は山野井氏が書き下ろした「垂直の記憶」の中のそれより上をゆくと思う。

7

30: 底名無し沼さん 投稿日:2011/02/19(土) 22:36:12.83
今月読んだものどれもアタリ
・脱獄山脈

8

・狼は瞑らない

9

・八甲田山死の彷徨

10

166: 底名無し沼さん 投稿日:2012/03/03(土) 18:27:42.88
>>30
脱獄山脈は、たしかに面白かった

31: 底名無し沼さん 投稿日:2011/03/11(金) 23:04:29.38
谷甲州の山岳小説はおススメだぞ
あんまり書店にゃ売ってないから、ネットショップを上手に利用してくれ
短編だと、真保裕一の「灰色の北壁」がかなりいい!
最後に、谷甲州はマジで読め

11

60: 底名無し沼さん 投稿日:2011/06/20(月) 23:22:21.98
神々の山嶺
北壁の死闘
孤高の人

正統派ではこの3つ。


でも、個人的には森村誠一の 虚無の道標 だな。

登山道を造るって話、あまり聞かないよね。
主人公が○○で○っちゃうってとこがアレだが、
最後の情景は、すごく心に焼きついたな。

12

74: 底名無し沼さん 投稿日:2011/08/18(木) 20:52:54.32
大倉崇裕「聖域」 を読んでみた。とてもじゃないがオススメできるようなしろものじゃない。
主人公の友人(ヒマラヤの未踏峰を目指している)が冬季に滑落死した「塩尻岳」は
読む前はてっきり塩見がモデルだと思ってたら、何と!八ツの硫黄岳だった。唖然。
何だそのスノーハイキングの山の名前は!

13

ヌルい山塩尻岳=八ツの硫黄岳とハイキングレベルの山行しかしない「名門大学山岳部」
・ヌルめの一般路縦走しかしないのに「名門大学山岳部」
・難所の描写が「梯子と鎖がかかっている!」いやそれ一般路ですから
・「名門大学山岳部」なのになぜか北八ツがメインの活動山域
・硫黄岳山荘の位置に建っている「塩尻小屋」が、設備投資や小屋間の旨い飯出し競争に根を上げて閉鎖の危機に!
 いやそんなの飯提供止めればいいだけじゃん

屑人間である主人公
・なぜか他所の大学山岳部(ここも名門)の山行リーダーをする主人公
・他所の名門大学山岳部の山行で死亡事故を引き起こす主人公
・後の始末も何もせず、「傷ついた」とか言って山を止めて逃げるだけの主人公

・死亡事故を起こした他所の名門大学山岳部は廃部の危機に瀕するが、知らぬ存ぜぬの主人公
・何の反省もしないまま、他所の名門大学山岳部の80周年祝賀会に偽名で潜り込んで探偵気取り
・3年間全く山に登っておらず、やっとこさ硫黄岳ハイキングに行っただけなのに、
 ヒマラヤの7000級未踏峰遠征の誘いがあって、のこのこと行くことにする主人公
 誘うほうも受けるほうもキチガイすぎるだろ!

恐ろしいのは、これでも「山屋の知人に監修・校閲をしてもらって大幅改稿した」らしいということ。

一体全体、初稿はどんなしろものだったのだ?

78: 底名無し沼さん 投稿日:2011/08/28(日) 16:12:30.42
>>74
ちょっと笑ろた
逆に読みたくなってきたw

79: 底名無し沼さん 投稿日:2011/09/01(木) 20:42:37.96
「マークスの山」のラストシーンは本当に秀逸で何度も読み返したものだ。

14

80: まこと ◆M9WDzWFhcg 投稿日:2011/09/01(木) 20:59:50.71
マークスの山は、あれは山岳小説なのか?
一応読んだけど、山岳小説というよりサスペンスでしょあれは
ラストシーンってそんなに秀逸だったかな?

まあどうでもいいが。
少なくとも日本の山岳小説は片っ端から読破した僕が選ぶお勧めの山岳小説は、というか、
僕が好きな山岳小説は、
1位 孤高の人
2位 栄光の岩壁

8

3位 八甲田山死の彷徨

81: 底名無し沼さん 投稿日:2011/09/01(木) 23:00:35.11
クライマーズハイってどう?

82: 底名無し沼さん 投稿日:2011/09/01(木) 23:30:33.92
>>81
おもしろいけど、山岳小説じゃない。

83: 底名無し沼さん 投稿日:2011/09/02(金) 15:57:07.90
「山が私を呼んでいる」は?

15

86: 底名無し沼さん 投稿日:2011/09/09(金) 22:11:08.75
>>83
読んでみた。
ラノベレーベルなので全然期待していなかったが、
予想に反して意外にもきちんと調べて書いてる小説で、思いの外楽しめた。

小屋の飯の内容が良すぎるのはご愛敬。
少々ボロ小屋でもこの通りの飯が出るなら、人気小屋になるだろうw

105: 底名無し沼さん 投稿日:2011/10/26(水) 13:45:01.68
誰がなんと言おうと「銀嶺の人」。
新田次郎の最高傑作だ。

16

108: 底名無し沼さん 投稿日:2011/10/27(木) 00:53:51.76
>>105
しかし、エンディングが突然終了したジャンプの漫画みたいな感じだった。

114: 底名無し沼さん 投稿日:2011/11/12(土) 00:03:52.02
富士山頂読了。本自体は面白かったけど、やはり国家的プロジェクトにおける
役所内の歪な論理・行動様態や企業間の営業活動のほうが印象残っちゃうね。
そこも面白いけどね。

新田さん結構無茶したんだな。競争入札案件で官側が
受注企業の希望を言うというのは、かなり無謀との印象。実際は随意契約
だったみたいだけど。

山関係では、台風で暴風雨のなか、寺崎技師が無謀にも富士屋からレーダー棟に
向かう途中で遭難しかけたシーンがこわかったなぁ。
感動したのはやはり加田パイロットによる「鳥籠」エスケープだな。成功したあとの
山頂での関係者一同バンザイのくだりはうるっときた。

で、突然だけど北杜夫の「白きたおやかな峰」追悼記念重版マダー?

17

117: 底名無し沼さん 投稿日:2011/11/13(日) 17:49:25.23
>>114
電波局が等の役所の駆け引き描写が
話の足を引っ張り、イマイチのめり込めなかった

118: 底名無し沼さん 投稿日:2011/11/14(月) 22:35:23.57
>>117
小説としての色付けなんでしょうかね・・・。
「孤高の人」も、単独行を両方読んだ方には批判が多いようですし。
小説かドキュメントか「あいまい」なのが、新田氏の「甘し」であり「良さ」でも
あるのかなと、凡人の感想です。

120: 底名無し沼さん 投稿日:2011/12/04(日) 00:18:22.28
松濤明の「風雪のヴィバーク」読了。

比較的淡々とした山行記やら、徒歩渓流会会報へのかなり熱い
投稿を読み続けたあとの、最後の遺書はただただ怖くて背筋が寒くなる。。

しかし杉本光作氏の遭難の概要における手記発見とか荼毘に付す模様の
報告のあたりでボロ泣き。

それにしても、松濤氏も時代状況を考えると本当に凄い人だな。
小説じゃないけど、文章能力も個人的にはかなり高いと感じた。
名著ですね。

18


122: 底名無し沼さん 投稿日:2011/12/06(火) 14:29:46.72
>>120
俺も、あの最期に同行者と共に逝く事を自ら決めるあたりの意思の強さに感動したよ。
極限状態で輪廻転生の事を淡々と書いたり、凄い人であると判る。

しかし、あの北鎌をツアーのジジババが登っていくのを見ると聖地を荒らされたような気持ちになるのは俺だけかな?

123: 120 投稿日:2011/12/06(火) 21:12:51.15
>>122
加藤文太郎氏と吉田氏も北鎌でしたからね・・・。お気持ちは分かる気がします。
1
加藤文太郎 - Wikipedia
加藤 文太郎(かとう ぶんたろう、1905年(明治38年)3月11日 - 1936年(昭和11年)1月5日)は日本の登山家。大正から昭和にかけて活躍した。兵庫県美方郡新温泉町出身。兵庫県立工業学校夜間部卒業。 
複数の同行者が協力し、パーティーを作って登るのが常識とされる山岳界の常識を覆し、単独行によって数々の登攀記録を残した。登山に対する精神と劇的な生涯から、小説(新田次郎著『孤高の人』、谷甲州著『単独行者 アラインゲンガー 新・加藤文太郎伝』)やドラマのモデル[1][2]となった。


124: 底名無し沼さん 投稿日:2011/12/07(水) 16:08:31.26
俺も読んだとき泣いたな

165: 底名無し沼さん 投稿日:2012/03/03(土) 17:51:33.97
山岳小説なんてごく一部を除いて、山をやってる人間から見たら噴飯物多すぎ
もう少し範囲を広げてもいいんじゃないかい?

オイラのお勧めは泉康子も「いまだ下山せず」
現実の遭難を面白いと言っちゃいかんのだけど、推理小説としても一級品

2

168: 底名無し沼さん 投稿日:2012/03/03(土) 21:45:16.23
>>165
俺もいまだ下山せずに一票。
関係者の動きや心情がなまなましくていい。

306: 底名無し沼さん
>>165
心情が伝わってくる良い本。

178: 底名無し沼さん 投稿日:2012/03/09(金) 07:51:57.64
もう出てるかもしれないけど、羽根田治の遭難ドキュメントシリーズはおもしろい。自分も気を付けようと思う。

あと、羽根田治共著のトムラウシ事故の本は、消費カロリーの計算式とか載ってて勉強になった。

行動食考え直さなきゃ、カロリー過多だったみたい…

3

180: 底名無し沼さん 投稿日:2012/03/09(金) 16:27:53.41
>>178
遭難関係の情報って遭難したこと無いから参考になるよね。

俺はあのカロリー計算式、excelシートにしていろいろ計算してるけど
必要カロリーを稼ぐの大変だ。基本的に持ち出しになる。
長期縦走とかしないからいいっちゃいいんだけど。

192: 底名無し沼さん 投稿日:2012/05/13(日) 16:30:22.19
折原一 『遭難者』なかなか面白かった。

4

198: 底名無し沼さん 投稿日:2012/06/27(水) 05:52:25.77
狂気の山脈にて

5

199: 底名無し沼さん 投稿日:2012/06/27(水) 06:48:40.91
>>198
当時ある程度南極は調査されてたらしいんだけど、ラブクラフトは知らずかあえてか
10000m級の山を登場させてるしツッコミどころ満載だし、山岳というより洞穴って感じ
だけど、俺も好きだな。

中学の頃に読んだラブクラフトの小説に出てくるランタンやロープでの探検の描写に
憧れてアウトドア趣味にはまった。

今読み返すと「ランタンの灯を」とかあっさり書いてるだけでさして面白そうな描写じゃ
ないんだけど、なぜか当時はランタンに憧れたな。

207: 底名無し沼さん 投稿日:2012/08/31(金) 15:59:57.00
今 読了した「聖職の碑」
暴風雨の場面は読んでて寒くなった。
この遭難状況って、北海道の某遭難事件にそっくりな気がする。

6

214: 底名無し沼さん 投稿日:2012/09/01(土) 21:20:40.73
>>207
新田次郎のはあくまでもフィクションだからそのつもりで。

ここにある記録が事実の全て。それ以外は新田次郎が勝手に尾ひれを付けたフィクション。

7 

253: 底名無し沼さん 投稿日:2013/02/10(日) 20:31:13.20
『青春を山に賭けて』読了

植村直己スッゲ-!!
20代にして世界初五大陸最高峰登頂しかもエベレスト以外単独
60日間アマゾンイカダ下りも凄いが、圧巻は氷点下40度での冬期グランド・ジョラス北壁登攀

シュラフなしでツェルトかぶっただけのビバ-ク、最後の二日間は食糧なしで6人中4人が凍傷になった地獄の状況下、植村は五体満足
超人か(汗)

8

263: 底名無し沼さん 投稿日:2013/05/08(水) 23:59:57.11
竹澤長衛物語を読んでる
南アルプス好きなら必ず読むべき一冊だね

9

265: 底名無し沼さん 投稿日:2013/05/09(木) 12:23:04.05
>>263
面白そうだねー

267: 底名無し沼さん 投稿日:2013/05/09(木) 22:36:31.08
>>263
気になって調べたけど凄い人だね
新しい本だし気になるわ、読んでみます。

301: 底名無し沼さん 投稿日:2013/06/29(土) 23:21:16.66
Into thin air
(邦題がダサクて「空へ」)

【あらすじ】
エベレストの商業登山の実態をレポートするため、自らツアーに参加し、
ツアーの同行者や他のツアー客(難波康子さんもその一人)の死とともに、
半死半生でB.Cに帰りついた人が書いたドキュメント。
邦題はせめて直訳で「低酸素領域へ」、とでもしてほしい、マジな一冊です。

10

310: 底名無し沼さん 投稿日:2013/09/09(月) 22:43:51.57
霧の山 安川茂雄

11

314: 底名無し沼さん 投稿日:2013/10/25(金) 07:08:45.93
マークスの山読んじゃったよ・・
途中でやめられ無いし鬱

315: 底名無し沼さん 投稿日:2013/10/31(木) 06:58:55.86
やっぱり「孤高の人」

331: 底名無し沼さん 投稿日:2013/12/03(火) 01:26:31.62
谷甲州の遥かなり神々の座ってどう?

12

346: 底名無し沼さん 投稿日:2013/12/12(木) 23:06:07.98
>>331
谷は登山家だからね。
反して、夢枕は登山家じゃない。

だから、小説もリアリティ品質が違うよ。

342: 底名無し沼さん 投稿日:2013/12/11(水) 13:17:16.34
七つの最高峰
中年二人が7大陸最高峰制覇の道中記

訳本ならではの違和感なく、普通に邦本として読めた 訳が上手い

13

360: 底名無し沼さん 投稿日:2014/01/22(水) 00:46:47.91
Jシンプソン「死のクレバス」(岩波現代文庫)入手

映画「運命を分けたザイル2」でジョー・シンプソン本人は何回も見たが
クレバス映画化の「ザイル1」はザイル2の陰惨さになかなか見る気に慣れなくてな

15

377: 底名無し沼さん 投稿日:2014/05/06(火) 22:01:04.39 ID:PeBofJXM
黒部の山賊読み終わった。面白かった
戦後すぐの大混乱の北アおもろいな。映画化してほしいw
伊藤新道に一度は行ってみたいものだ

17

335: 底名無し沼さん 投稿日:2013/12/08(日) 12:13:36.23
いや、アルプスの少女ハイジが一番。


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