北口本宮富士浅間神社の参道を行く富士講の講員たち (1)

467: 名無しさん 2020/03/10(火) 00:49:38.63 ID:o+u+69y5
浅間尾根について調べてるうちに、古甲州道とか古冨士道とかひっかかてきた。 

古甲州道とは、小菅から、いわゆる牛の寝をとおって、大菩薩に行く尾根ルートらしい。
そうか、昔の人(戦国時代)は、そういうルートを歩いていたのかと。

小菅から大菩薩に行くルートをだいぶ前から計画してたんだけど、実行には至っていない。 

小菅からの長い林道は陰気な道だというひとが多いからだ。で、二の足を踏んでたわけ。 

牛の寝という尾根道があることは知っていたが、それが古い甲州道だとは知らなかった。
もしそうなら、そっちの方が明るそうな気はする。広い尾根らしい。

大菩薩は山梨側から登るのがふつうで、小菅から登る人は少ない。
でも東京の人としては、やはり東京都に近い側から登りたいよね。

人里(へんぼり)峠 (1)

468: 名無しさん 2020/03/10(火) 01:01:46.19 ID:AVO2vChB
いにしえの古道を歩くのもいいね。
昔の人がどんな思いで歩んだのか考えながら。

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469: 名無しさん 2020/03/10(火) 01:23:14.88 ID:o+u+69y5
青梅街道とか、川沿いの道は江戸時代以降らしい。
古代の道は大体山の尾根を通っている。

川沿いの道は、現代の林道のように土木工事を必要とするし、
崩壊しやすいので、つねに修理しないといけない。 

だから、周囲に人数の多い村がふつうにあるような時代にならないとメンテできない。

だから、人口の少なかった古代の道は山の上なのだ。
つまり、ふつうの登山道が尾根沿いなのと同じ理屈だ。

470: 名無しさん 2020/03/10(火) 01:25:50.60 ID:o+u+69y5
ただ、それだけが理由ではないのかもしれない。

たとえば米国のトレッキングは主に山の裾野を歩く、
山の頂上をめざす登山はあまり盛んではない。 

これに対して、日本の登山は頂上をめざすし、尾根の縦走が主役だ。

国民性もあるのかもしれない。

471: 名無しさん 2020/03/10(火) 01:27:10.36 ID:o+u+69y5
日本の登山スタイルはやはり修験道の影響かもしれない。

472: 名無しさん 2020/03/10(火) 01:28:23.35 ID:Dsq4LyGc
ポツンと一軒家にそんな話があったような
浅間尾根のそば屋のみちこさんだっけか

473: 名無しさん 2020/03/10(火) 01:43:37.87 ID:o+u+69y5
小菅村の手前の白沢というところから、大月方面に山を越えて抜ける道、古富士道というのもあるんだけど。 

秩父の人が富士講で富士山をめざした道らしい。
まあ、日本橋や関西から比べたら、秩父は富士に近いわけだけど。

松姫峠とかを通っていくらしい。地味な山コースだけど、登山道沿いに意外と多くの富士講の
遺跡とか残っているらしいので、おもしろいかもしれない。

松姫峠などは上野原からバスも通っていたと思うので、アクセスも悪くはない。

474: 名無しさん 2020/03/10(火) 01:46:42.21 ID:o+u+69y5
大菩薩は、塩山からでなく、大月市の滝子山(初狩駅)からずっと尾根沿いを北上して行くこともできるらしい。

twitterで、はむしという人が冬に雪を押してやっていた。二日くらいかかるらしいが。
大菩薩峠 (1)
ヤマケイオンライン
『日本百名山』にも数えられ、甲府盆地の北東に位置し、山梨・東京・埼玉とつながる秩父多摩甲斐国立公園の一部でもある大菩薩嶺。江戸時代には、武蔵国と甲斐国を結ぶ旧青梅街道の重要な峠として、多くの人々が往来していたという。そんな大菩薩嶺をとくに有名にしたのが中里介山の長編時代小説『大菩薩峠』だが、その内容について知る登山愛好者は少ない。

475: 名無しさん 2020/03/10(火) 01:56:14.49 ID:5aaoDl+L
古甲州道は、檜原村の役場前のなんとか滝から登って、浅間尾根を西北に歩いて、数馬あたりで、
いったん北に奥多摩湖の近くまで下り、ふるさとの村公園?あたりに出て、三頭山を北回りに巻く形で、小菅をめざし、
小菅役場のあたりで、南西に山を登り、牛の寝尾根を西進して大菩薩峠、そこを下って、上日川峠、裂石温泉まで西進
して、塩山に至る

476: 名無しさん 2020/03/10(火) 02:02:58.03 ID:n7ZUPr/6
富士講というのは、江戸時代の民間信仰、新興宗教のようなもので、
仏教、神道いずれでもないようだ。 

ただ富士山を拝んだり、登ったりしていたわけではなく、道徳とかモラルをも説く、
宗教のようなもの。ただの旅行の積み立て金団体ではない。 

江戸の農民や商人が主だったらしいが。

富士山巡礼者。日下部金兵衛撮影。1880年。 (1)

富士講 - Wikipedia

477: 名無しさん 2020/03/10(火) 02:19:48.21 ID:n7ZUPr/6
新田次郎の小説に「富士に死す」というのがあって、これは富士講の何代目かの教祖、
食行身禄(みろく)という人の生涯を描いたものだ。先代の教祖は裕福で頑健な大商人だったが、
これに富士で出会って影響を受け、同じく商人の身禄が教祖を継ぐまでの話。
 
新田次郎は小説のために事実を捻じ曲げる傾向があるので、注意が必要だが、この小説は
それなりに面白かったように思う。

富士に死す
出典:am͜a͉zon

478: 名無しさん 2020/03/10(火) 03:35:54.76 ID:jtkvjdG2
富士講について

wikiだけど、
食行身禄 - Wikipedia
小谷三志 - Wikipedia
実行教 - Wikipedia
この辺を読むと、なんとなく方向性がわかります。

身禄が活躍した江戸中期は、まだ村山など修験道系の富士信仰が強く、
呪術、病気なおしなどを行う山伏に、身禄は反感をもち、
儀式や山に登ること自体よりも、そうした修行の末にえた正直さや勤勉などの
モラル、精神性を重視するようになる。 

カトリックに対するプロテスタンティズムとでも申しましょうか。
これには、本宮口に対する北口、吉田口という対抗心もあったと思います。
 
静岡側は、京都や西との結びつきが強く、吉田口は江戸、関東中心です。
関東勢としては、西国とはちがった宗教観を主張したのかもしれません。 

江戸の富士講信者には商人が多かったことから、正直、勤勉などの
商人道徳のようなものを重視する、実践道徳という感じになったのかな。

480: 名無しさん 2020/03/10(火) 19:58:38.36 ID:JCV8I0Qo
登山と古道が重なるのは、戦国時代くらいまでだからね。

いわゆる街道と登山は重ならない。

大山街道とか歩いたことあるけど、さんざん。

481: 名無しさん 2020/03/11(水) 02:44:59.23 ID:pSHb6ZLw
奈良なら、山の辺の道とかだな

485: 名無しさん 2020/03/14(土) 22:48:46.48 ID:Maz+CCfG
岐阜県民で御嶽講がメジャーなんだけど、揖斐川町というところの両界山横蔵寺に富士講の即身仏がおわす。生まれはそこだけど松本善光寺で得度して富士講の行者になったそう 

関東で見世物になったりした後 生まれ故郷に戻った。こちらでは富士講の行者さまは珍しいから拝みに行った事がある。山形の即身仏みたいに金襴の衣は着てなくてちょっと切なかった

512: 名無しさん 2020/04/02(木) 18:38:28.23 ID:3fuy0w2M
未曾有の国家の危機 こんな事態を経験できるとは
昔はどうだったのかと色々調べたら

名神祭(みょうじんさい)は国家的事変が起こり、またはその発生が予想される際に各国の名神大社へその解決を祈願するための臨時の国家祭祀である。
とあった 時代は変わっても皇室は祭祀を怠らないで欲しい

513: 名無しさん 2020/04/02(木) 18:58:20.99 ID:bCMx3lSn
たしかに修験道なんかは、山で修行してえた神通力によって、民を救う(病気治しとか)というのが
コンセプトなわけで、そういう言い伝え(疫病を治めた)をもつ修験寺も多いんだけど。 

護国神社とか修験寺とかがそういう祈願法要をやってもいいかもしれませんね。それも集会だから自粛とか
言われたりして。まあ、まだ未曾有の国難というわけでもないが。 

皇室がそういうものに関与してきたかどうかというのは、私としては疑問でありますが。

ちゃんと歩ける甲州街道 甲州道中四十四次 甲州街道44次53里24町を歩く詳細地図

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引用元:https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/out/1556508173/

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